暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第10話「クラス代表決定戦01」
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セシリア
「今度のクラス代表戦。私とあなたでは勝負は見えてますけど、流石に私が専用機であなたが訓練機ではフェアではありませんもの!」

俺の席の前に移動し、言葉を投げてくるオルコットさん。
挑発しに来るのは別に構わないんだけどさ、そんなことをしてると千冬姉に…。

千冬
「オルコット、誰の許しを得て席を立っている」

ほらな?

オルコット
「お、織斑先生、ですが…」
千冬
「さっさと席に着け」
オルコット
「…はい」

そう言ってすごすごと自分の席に帰っていくオルコットさんでした まる
あれ、作文?

千冬
「バカな事を考えるな」

[バコッ]

一夏
「いっ!?」

だから、なんで考える事が…

千冬
「顔に出ている」

さいですか…

千冬
「今回は特異のケースなので、データ収集を目的としてお前に専用機に渡される。試合当日までには届く筈だ。それでは、授業をはじめる」


――
―――

<Aピット内>

といったことが6日前の話。
そして、試合当日になったのだが、未だにその専用機とやらは届いていない。

一夏
「はぁ…」

「一夏……」

本当にどうしよう、もしかしてこのまま失格になるのか?

[ザザッ…]

不安な気持ちに押しつぶされかけていたとき、突如ピットに備え付けられたモニターにノイズが走った。

一夏&箒
「「!?」」

???
『あ、あ〜〜、え、大丈夫?映ってる?』

最初はノイズが走っていたが、暫くするとノイズは消え、この1週間の内に部屋に訪れ取材をしてきた新聞部の人がモニターに映ったのだった…。




END

【どうでもいい補足】
●タヌキのマーチ
狸の絵柄が描かれたビスケットで、中にチョコレートがつまっている。
間違ってもユーカリの木が好きな動物は描かれていない。

●501号室(一夏と箒の部屋)の扉(初代)
箒の木刀によって穴だらけにされてしまった哀れな扉。
現在はオラクルの部室で改造待ちとなっている。

●キズぐすり
とあるゲームにでてくる回復アイテム。
体力が最大で20回復するぞ!


【没ネタ】
鏡也先輩のところか…

一夏
「男同士(の会話)っていいよな…(ボソッ」
箒&ナギ&癒子&本音
「「「「!?」」」」
一夏
「俺も一緒に行って色々と(話を)したかったよ…」

そう口から零したら、

ナギ
「お、織斑君ってソッチ系の趣味だったの?」
一夏
「え?」
癒子
「ごめん、私BLの趣味は無いんだ…」
一夏
「はい?」

「一夏っ!! そこに直れぇぇええ!!」
一夏
「えぇぇえええっ!?」
本音

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