暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第10話「クラス代表決定戦01」
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
<Aピット内>

あの日(鏡也先輩達によるサプライズ)の翌日。

鏡さんのアドバイス通り、朝早くにアリーナとISの申請を書いた紙(前日に紙だけ貰った)を職員室に出しに行ったんだ。
そしたらすでにほとんどが予約一杯になっていて、何とか借りれたのは試合予定日の二日前だけだった。
そのあと、一旦部屋に帰ってから箒と一緒に飯を食いに食堂へ行ってのほほんさん達と合流。
ISを借りれた日を話して特訓のタイムテーブルの再調整を始め、一日の大体の流れはこんな感じになった。


06時30分:起床。ランニング
08時00分:食堂で朝食
09時00分:午前の授業
12時50分:食堂で昼食
13時30分:午後の授業
15時30分:剣道場
19時00分:食堂で夕食
19時30分:俺の部屋で勉強会
22時00分:のほほんさんたち帰宅。一人で復習
23時00分:就寝



剣道場では箒と竹刀でひたすら打ち合いを続けるが、やはり3年のブランクはかなりきつく、かなり腕が鈍ってた。
昔は均衡とした打ち合いが出来たのに、今では一方的にボコられるか、手加減されての稽古となっている。
正直、男として情けなく悔しい。
この試合が終わったら剣道部に入ろうかな…。


勉強会では自習スタイルで進め、解らないところがあれば教えあうといった感じだ。
もちろん俺は解らない所だらけなので、もっぱら質問を繰り返してたけど…。

のほほんさんの知識の深さに俺たち4人全員が驚いた。
本人曰く、「お姉ちゃんときょ〜ちゃんに勉強みてもらってたから〜」とのこと。
ただ、話している時にどこか遠くを見ていた気がしたのだが…、教えてもらってたときに何があったのだろうか?
2年に上がったら整備科を選ぶらしく、二人が使わなくなった本などを貰い勉強中らしい。


1週間の内で唯一IS―“打鉄”―を借りれた日には剣道場での打ち合いはせず、ISでの特訓のみをした。
俺が箒と剣道場で打ち合っている間、のほほんさん達が先輩方にアドバイス等を聞いてまわり、それを参考に歩行練習からはじめ、武装展開、空中浮遊と特訓に励んでたんだけど、その結果学食が閉まってしまい夕飯を食べ損ねるというアクシデントが起きて、皆にはそのお詫びとして手料理を振舞うことにしたんだ。
一度、アリーナで解散してから俺らの部屋に集まることになり、皆が来るまでに部屋の冷蔵庫残っていた食材から備え付けのキッチンで料理を作り、皆に食べてもらったら…


本音&癒子&ナギ
「「「美味しい〜!!!」」」

と、三人組からは中々の好評。
喜んでもらえてこっちとしても嬉しいな。


「………」

箒はなんだか落ち込んでいたが何でだ?


食後にのほほんさんが持ってきた“タヌキのマー
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ