5話
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挨拶をした。
何度かレマン自治州でも世話になったことがある支部長のロバーツ主任が上司ということになって身元を保証してくれることになったのだが、悪意は感じないが何を思ったのか物凄い気の使いようで焦り狂って心配してくれ下手に出ていた。
そうした挨拶も済みクロスベル警察本部でセルゲイに会うことになっていた。
「おう、お前さんだな、財団からの出向してきたのは」
受付で待っていたセルゲイとは5年ぶりの再会だったが、一目見て前と変わらないちょっと胡散臭い風貌のおじさんだったことには安心した。助けられた時の一回しか会っていないので記憶が曖昧だったのだがやはりあの事件はそれだけ強烈だったのだ。
「お久しぶりです」
「挨拶は後に取っておいてくれ。お前さんが来てくれて課の設立は助かったがこれからどうなるかわからんからな」
「はあ、あの、課の名前、決まったんですか?」
「特務支援課だ。名前だけは如何にもやれそうだろう、クク」
そう言って笑うと残りのメンバーが来るのを待てと会議室に通された。
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