作戦会議?
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母さん、いつの間に来てんの?」
「ついさっきじゃな。私は白夜叉。こやつ、一誠の妻じゃ」
「んな、訳有るかっ!?」
俺はスパーンと鉄で出来たハリセンで叩く。
「ぐっ、痛いのう〜〜息子の愛が痛いのじゃ〜〜黒ウサギよりひどいぞ」
「えっ? お母さんじゃないのか? なのに妻なのか?」
九重が混乱して?を大量に浮かべている。
「これは俺の母親でな。妻とかは戯言だから、気にするな」
「うっ、うむ。わかったのじゃ」
「で、今度は何しに来たんだ?」
「決まっておろう!! 息子や義娘達の進学式や入学式に参加しに来たのじゃ!! 母親らしい事は一切しておらんでの」
「全くだな。ちなみに進学式は保護者は立ち入れない」
「なっ、なんじゃと…………」
四つん這いになって、うなだれる白夜叉。
「まあ、良いか」
そして、あっさり復活して扇子で仰ぐ。
「さて、九重とか言ったか…………お主も私の義娘になるのじゃから、これからバカ息子共々よろしく頼むぞ」
「わっ、わかったのじゃ…………よろしくしてもらうのは九重の方が多いと思うのじゃが、よろしくお願いするのじゃ」
「可愛いの〜〜よし、早速義母としてプレゼントじゃな。これをやろう」
そう言って、白夜叉は自分の扇子を九重に渡した。
「すっ、凄い力を感じるのじゃ…………」
「うむ。私自ら手がけた物じゃからな。それさえ有れば大概の敵は消し炭じゃな。なんせ、13個有るうちの一つと同等の力が入っておるからの」
「おい、こら待て!!」
「なんじゃ?」
「なんつーもん渡してやがる!!」
「構わぬよ。私はまだ持っておるしの。それに、どうせ神器を与える気じゃったのだろ? なら、私が与えても問題なかろう。それより、レーティングゲームじゃったか? それに私も参加するぞ」
「ちょ…………」
「拒否は許さん」
圧倒的な力の奔流を叩きつけられる。まだ、俺には逆らう事が出来ない。そう、まだだ。
「わかった。でも、どこに参加するんだ?」
「女王が空いておるのだろう? それで良いぞ。ふふ、久方ぶりに暴れられるぞ」
「…………我も…………暴れる…………」
「ほう、お主もか。これは面白くなって来たの。神や私にひとしきお前も暴れるか…………存分に楽しもうぞ、無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)よ」
「…………うん…………あっ…………我…………オーフィス…………白夜叉…………遊ぶ…………?」
「ふむ。では、オーフィスよ。ちと、肩慣らしに遊んでみるかの。お主らは見学しておれ」
そう言った瞬間、二人は消えた。画面に映ったのは小さな世界のようなゲーム盤と呼ばれる母さんの世界。そこ
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