暁 〜小説投稿サイト〜
無限の赤龍帝
作戦会議?
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
母さん、いつの間に来てんの?」

「ついさっきじゃな。私は白夜叉。こやつ、一誠の妻じゃ」

「んな、訳有るかっ!?」

俺はスパーンと鉄で出来たハリセンで叩く。

「ぐっ、痛いのう〜〜息子の愛が痛いのじゃ〜〜黒ウサギよりひどいぞ」

「えっ? お母さんじゃないのか? なのに妻なのか?」

九重が混乱して?を大量に浮かべている。

「これは俺の母親でな。妻とかは戯言だから、気にするな」

「うっ、うむ。わかったのじゃ」

「で、今度は何しに来たんだ?」

「決まっておろう!! 息子や義娘達の進学式や入学式に参加しに来たのじゃ!! 母親らしい事は一切しておらんでの」

「全くだな。ちなみに進学式は保護者は立ち入れない」

「なっ、なんじゃと…………」

四つん這いになって、うなだれる白夜叉。

「まあ、良いか」

そして、あっさり復活して扇子で仰ぐ。

「さて、九重とか言ったか…………お主も私の義娘になるのじゃから、これからバカ息子共々よろしく頼むぞ」

「わっ、わかったのじゃ…………よろしくしてもらうのは九重の方が多いと思うのじゃが、よろしくお願いするのじゃ」

「可愛いの〜〜よし、早速義母としてプレゼントじゃな。これをやろう」

そう言って、白夜叉は自分の扇子を九重に渡した。

「すっ、凄い力を感じるのじゃ…………」

「うむ。私自ら手がけた物じゃからな。それさえ有れば大概の敵は消し炭じゃな。なんせ、13個有るうちの一つと同等の力が入っておるからの」

「おい、こら待て!!」

「なんじゃ?」

「なんつーもん渡してやがる!!」

「構わぬよ。私はまだ持っておるしの。それに、どうせ神器を与える気じゃったのだろ? なら、私が与えても問題なかろう。それより、レーティングゲームじゃったか? それに私も参加するぞ」

「ちょ…………」

「拒否は許さん」

圧倒的な力の奔流を叩きつけられる。まだ、俺には逆らう事が出来ない。そう、まだだ。

「わかった。でも、どこに参加するんだ?」

女王(クイーン)が空いておるのだろう? それで良いぞ。ふふ、久方ぶりに暴れられるぞ」

「…………我も…………暴れる…………」

「ほう、お主もか。これは面白くなって来たの。神や私にひとしきお前も暴れるか…………存分に楽しもうぞ、無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)よ」

「…………うん…………あっ…………我…………オーフィス…………白夜叉…………遊ぶ…………?」

「ふむ。では、オーフィスよ。ちと、肩慣らしに遊んでみるかの。お主らは見学しておれ」

そう言った瞬間、二人は消えた。画面に映ったのは小さな世界のようなゲーム盤と呼ばれる母さんの世界。そこ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ