コードギアスR1
0142話
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ンを? ……兄上がそう仰るのなら。ダールトン!」
シュナイゼルの言葉に頷き、ダールトンを呼ぶコーネリア。
ダールトンは部下に指示を出していたが、呼ばれるとすぐにこちらへとやってきた。
「何でしょうか、姫様」
「うむ。お前もキュウシュウへ連れていこうと思っていたのだが、兄上がこちらでの補佐としてお前を使いたいらしい。構わないな?」
「イエス・ユア・ハイネス」
ダールトンの返事を聞き、シュナイゼルが笑顔を浮かべる。
「二人共ありがとう」
「あぁ、それとダールトン。こちらに残るのなら、ユフィに勝手な行動をさせないように気をつけてくれ。枢木スザクの騎士叙勲の時のように個人の問題で済むのならともかく、今回は国家としての問題だ。こんな時にユフィに変に動かれては何が起きるか分からん」
「はっ、気をつけておきます」
「そうだね。私も気にしておこう」
コーネリアの言葉に、シュナイゼルとダールトンの二人が頷く。
「それと、キュウシュウ奪還に関する作戦なんだが……中華連邦がこのエリア11に手を出してきている唯一にして最大の理由は澤崎敦だ。彼を排除出来れば中華連邦はこのエリア11に手を出す大義名分を失う。そこで、特派のランスロットに敵中央を叩いて貰いたいと思うんだが、どうだろう?」
「兄上、それでは!」
「いや、誤解しないで欲しい。私は別にコーネリアを蔑ろにしているつもりはない。特派が突出すれば中華連邦に対する囮として使う事も可能だろう。その隙にコーネリア、君の軍がキュウシュウに上陸して敵中央を叩く。それにアヴァロンにはブレイズルミナスという防御機構もあるし、ランスロットで空を飛ぶ事を可能にするフロートユニットの開発も完了している。これなら敵の中央部に奇襲を仕掛けるのも可能だと思うが、どうだろう? ……もっとも、アクセル君の機体はフロートユニットが開発される前から空を飛んでいたようだが」
「兄上」
シュナイゼルの言葉をコーネリアが遮る。自分の名に於いてガーリオンに対する詮索を禁止したのだから、例え兄が相手でもそれは変わらないのだろう。
「ああ、そう言えば彼の機体に関しての詮索はしないようにとの事だったね。すまない、そういうつもりではなかったんだ」
「いや、気にするな。それよりも俺の機体が空を飛べるという事は、俺も特派の部隊に参加した方がいいのか?」
原作通りに進むのなら、ランスロットは敵中でエナジーフィラーが尽きて撃破寸前にまで追い詰められる。幸いゼロのガウェインが援軍に来て予備のエナジーフィラーを補給してくれたのでなんとかなったが、ガーリオンがいるならもっと安全に作戦を進める事も可能だろう。
そんな俺の考えは、シュナイゼルによってあっさりと否定される。
「いや、君には普段通りコーネリア
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