第4話
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「確かに、CQCは軍や警察でも採用している所があるから、誰でも出来ると言えば出来るけど、悠斗がするCQCは普通じゃないわよ」
「それには同意ね。貴方の追跡術は最早神の領域ね。訓練で雨が降って全ての痕跡が無くなっても、貴方は見事にターゲットを発見してみせたわね」
「そうかな?CQCはただ単純に、相手を無力化する為の方法でしかないし。追跡術は傭兵時代に身に付いただけなんだが」
まあ、実際は特別訓練室でビッグボス(若い頃)と雷電(MGS4)に叩き込んでもらったんだがな。 ヴァルハラの師匠との修行に比べたら、まだましだったがな。
「そうかい。まあ、あとは悠斗の規格外レベルには驚いたね」
「そうね。まさか、悠斗とヒュームさんが手合わせしたら、まさかヒュームさんが負けるなんて思わなかったわ」
実は揚羽様が学校に行っている間に、1度だけヒュームさんと手合わせをした。流石にヒュームさんは手加減してたら負けるだろうと思っていたら、2%まで力を解放して戦ったら、苦戦する事もなく勝てました。
多分3%の力を解放したらかなり余裕で勝てるかも知れないが、試す気にはならなかった。しかも、絶対強者のスキルの正で、ヒュームさんがガードしても、余裕で体の中までダメージが行くから、怖いの何の。下手したら、ヒュームさんが長期入院するはめになるとこだった。そのせいで、以来ヒュームさんと手合わせする事は無くなった。
まあ、普通に考えて九鬼家最高戦力であり、序列0位で永久欠番扱いされてるヒュームさんを長期離脱させる様な事があってはいけないからだ。ましてや、紋白様の専属執事であるヒュームさんが居なくなった場合どれ程の損失になるか計り知れない。そう言った理由から、ヒュームさんと死合い又は手合わせすることを、九鬼帝から言い付けられたのだ。
「まあ、正直言えばもっと力をセーブすれば良かったかなと、考えるようになったよ」
「なんだろうね。普通なら嫌味に聞こえるんだけど、悠斗が言うとそう感じないから不思議よね〜」
「そうね。悠斗は理性できちんと自分をコントロール出来るから良いけど、力が有ってもコントロール出来なければ、単なる獣と代わりないわ」」
「確かにそうだな。自分を「悠斗!見つけたぞ!」って、小十郎か。どうかしたのか?」
息を切らした小十郎が俺の側までやって来た。
急いで、呼吸を整える。 上半身を起こし、大きく深呼吸を1回したら息が整った小十郎。
「で、どうしたんだ小十郎?いきなり走って来るなんて?」
「ああ。もうすぐ揚羽様が下校なされる時間だから、呼びに来たんだ」
「なに!?もう、そんな時間か!分かったすぐに行く。ステイシー、李、済まないが俺は揚羽様の迎えに行ってくる」
「あはは。大変だね。頑張りな
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