第十八話「ゲーム開始! 血祭じゃー!」
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える僕です。
† † †
さてさて、作戦タイムも終わり、各自が行動に移っている。イッセーと小猫ちゃんは体育館へと向かい、木場くんはその辺の雑魚を狩りに山へ芝刈りに。あれ? 違ったっけ?
ちなみに僕の役割は遊撃だそうです。その辺を巡回して適当に雑魚を潰せとアバウトなご指示を頂きました、ありがとうございます。
まあ、僕の『力』はまだ教えていないし、みんなと違って戦闘経験豊富だから適当に敵を見つけて潰しつつ、味方を援護しろとのことだ。
そういうわけなので現在、僕は自身にステルスを掛けて体育館へと向かっている。別に、イッセーが心配だからじゃないよ? ホントだよ?
そうこうしている間に目的地へと到達。すでに戦闘が始まっているのか、中が騒がしい。
「バラバラバラバラ!」
って、怖っ! なにあの子、笑顔でチェーンソーなんか振り回して! 一体どういう教育をしているの!?
なぜか体操服姿の低身長の女の子が二人、チェーンソーを片手に満面の笑みでイッセーに斬りかかっていた。顔が同じだから、双子かな?
対するイッセーは冷静にそれらを対処できている。少し離れたところには棍を持ったチャイナ服の女の子が小猫ちゃん相手に戦っていた。
う〜、僕も混ぜてもらおっと!
ウズウズする衝動のまま駆け出し跳躍、空中でクルッと一回転するとそのままチェーンソーを持った片割れの女の子に跳び蹴り!
「――っ! 避けろ、ルナ!」
チャイナのお姉ちゃんがいち早く危険を察知し警告する。チェーンソーの女の子は寸前に跳び退くことで回避に成功した。
――ドンッ!
イッセーと女の子の中間点に衝撃を響かせながら着地する。あまりの威力に床が放射状に凹んでいた。
「なんだ……!?」
「なに急に!」
「なんもないよ〜?」
イッセー達が驚いた様子でこちらを見ている――って、そっか、ステルス解除してなかった。
「やっはー」
ステルスを解除した僕はイッセーたちに手を振りながら姿を現した。
「レイ! 来てくれたのか! って、どっから現れたんだ?」
「気がつきませんでした……」
「にはは! レイくんはステルス機能搭載なのです!」
戦闘機よりも高性能なのですよ、ぶいぶい!
「こいつ、ライザー様に楯突いてたムカツク人間じゃない?」
「解体しちゃいましょう〜!」
どうやらイッセーから僕にシフトチェンジした模様。チェーンソーの
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