眷属化
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一匹入って来る。
『お嬢にてぇ出して、ちゃんと責任取るんやろうなぁ?』
入って来て、いきなりドス声を出す三毛猫。愛されてるな。
「当たり前だろう。眷属に責任を持つのは当然だ。ましてや、耀は俺の大切な存在になったんだからな。文字通り、神だろうが仏だろうが、俺の大事な物に手を出すなら…………叩き斬って並べて晒して、跡形も無く消滅させてやる」
『一生面倒みるんやな?』
「そうだ。もちろん、エクリア達全員もだが」
『なら、寿命も無くしてくれるんやったら、ワシにも力をくれへんか?』
「ほう…………」
『ワシはお嬢の行く末を見届けなあかんねん。もし、お前がお嬢を利用するだけ利用して切り捨てるんやったら…………ワシがお前を叩き斬ってやるんや。それとも、さっきのは嘘なんか?』
「神を殺したと言われる者にそんな契約を持ち出すか」
『そんなん関係あらへん。全てはお嬢の為や。それで、どうするんや? もちろん、姿形も変わる覚悟はあるで。なんやったら、好みの女の子の身体にしてくれてもええ。お嬢と一緒やったらなんでもしてやるわい』
「はっ、言ったな。良いだろう、やってやる。そこまで耀のナイトを気取るならなってもらおうじゃないか…………だが、話し方や姿は完全に変わるぞ」
『全然かまわぬっ!』
俺はこの猫の身体を白夜叉と共に用意しようと思う。そう、色々と無茶苦茶してやろうかな。
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