第三幕その四
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二人は一言も発さず向かい合っていた。そこにあの従者が戻って来た。
「旦那様」
彼はマンドリーカに声をかけた。
「拳銃の用意ができましたが。あとお医者様も」
「そうか」
マンドリーカはそれを聞いて頷いた。
「では行くか」
「はい」
彼はホテルを出ようとする。アラベラはそれを呼び止めた。
「待って下さい」
「いえ」
彼はそれに対して首を横に振った。
「私なぞは貴女には」
「私のお願いでも聞いて頂けませんか?」
アラベラはそこでこう言った。
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