霊夢の母親
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・・あの子、霊奈はとにかくハチャメチャな子でしたからね」
「そんなにヤンチャだったの?」
「ええ、それはもう。修行はするんですが止めておきなさいと言っても止めないし、無茶な修行ばかりして身体に傷を作ってばかりでした。全く、女性なのですからもっと体に気を使えば良いのに・・・」
覇狼は空を見ながら言った、何時の間にか空は曇り始めていた。何所か危なそうな雰囲気もあったが口を閉ざす気は無かった
「まずは彼女は霊夢ちゃんのように陰陽玉や符も針も使いますが、それよりも拳や脚で攻撃してましたね」
「・・・え?」
霊夢は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。殴る?蹴る?巫女が?
「いやぁ〜まさか妖怪を殴って退治したり、蹴って退治してたりもしてましたね。勿論、符や針とかも使っていましたが、それよりも身体で勝負を付ける方が多かった気がしますね」
「マジで?っていうかそれって本当に巫女?」
「そうも思いますよね。でも正真正銘博麗の巫女ですよ、でも体を鍛えていた為か、精神面も強くて霊力もそれに応じて凄い物だったんですよ。符や針を使った物も破壊力が尋常ではありませんでしたが」
「・・・先代って何でもありね」
霊夢はかなり呆れていた。そんな人が先代だったなんて・・・。
「なんだか、博麗の秘術(物理)とか有りそうで怖いわ・・・」
「いえ、そこは物理ではなく霊力の使用した物でしたよ」
「そうなの・・・」
霊夢は覇狼の話を聞きながら、本当に先代は凄い人だと思った、覇狼が認めている時点で凄いとは思っているが
「そりゃそうですよ。だって霊夢ちゃん」
貴方の母親ですもの
「え・・・?私のお母さん?」
「霊夢ちゃん、貴方の母親に会ってみたいと思いませんか?」
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