霊夢の母親
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魔理沙が立っていた。闇夜は無言で立ちあがり、魔理沙に近づいて行く
「たまにはゆっくり紫と藍と一緒に食事ぐらいさせろや、こんの愚妹がぁぁぁああああ!!!!!!!!」
「なんとでもいいやがれだぜぇぇぇぇえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」
そして二人は弾幕ごっこへと発展していく。これがもはや日常になりつつある八雲家。その都度鎮圧するのは闇夜
「全く、これじゃあ何時になったら闇夜と子作り出来るか解ったもんじゃないわね」
「紫様、旦那様のスペルカードが決まりますよ」
「きゃぁぁあああああ!闇夜〜!!痺れる〜!!!!」
「おとといきやがれ!!」
「また来るぜ!」
「もう来んな!!!」
所変わって―――博麗神社―――
「ふぅ・・・なんだか偶に無性に片付けとかしたくなるのよね〜」
そう言いながら博麗の巫女、霊夢は神社の倉庫の片付けに励んでいた。偶に起きる良く解らない衝動に
駆られて倉庫の整理と掃除を行っていた。倉庫の中にある博麗の巫女の記録や秘術が掛かれた巻き物などを全て出して行く。そして霊夢は歴代博麗の巫女の記録を納めた『博麗録』を見ながら思った
「・・・。やっぱり先代の巫女の所だけ異様に分厚いわね」
そう、先代の巫女の記録だけが異様に分厚いのだ。他の巫女の数倍の量の分厚さがある、それほどまでに
先代の巫女の情報は膨大なのか?それほど凄い巫女なのか?霊夢は興味をそそられた。そして
「ちょっと見てみましょうか」
霊夢は『博麗録』縁側に持って行き、座りながら先代の目次を開いた。
『第七十六代目、博麗の巫女【博麗 霊奈】幻想郷と外の世界を隔てる【博麗大結界】の管理者、博麗の巫女の中でもその実力、最強。この一言に尽きる、博麗 霊奈の実力は博麗神社の神たる【龍刃 覇狼】が歴代最強と認める程の実力』
「れ、歴代最強!?」
霊夢は序盤に書かれている歴代最強っという文字に強い驚きを感じた。あの覇狼が認める程の力を持った巫女、『博麗 霊奈』。どんな人物なのかと更に読み込もうとした時、後ろから声を掛けられた
「霊夢ちゃん」
「お、お父さん!!?」
その声の主は覇狼だった、覇狼は驚いている霊夢に近づき、何を呼んでいるのかっと覗き込むと納得した様に笑った
「そうですか、遂に霊夢ちゃんも博麗録に興味を持つ年頃になりましたか・・・」
「そ、それでお父さん、この歴代最強の先代の巫女って・・・どんな人だったの?」
霊夢は博麗録を閉じて、覇狼に尋ねてみた。書物に書いてある事よりもずっとこの幻想郷で生きてきた覇狼に聞いた方が詳しい話が聞けるのではないかと思ったのだ。覇狼は霊夢の隣に座りながら口を開いた
「そうですね、まず何からはしましょうか・
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