2 「★『アオアシラの侵食』」
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しまうエリザであった。
「……まったく、人の気も知らずに。村のみんながどれだけ心配していると…!」
「お仕置きだニャ」
エリザの後ろから覗くのはハッカ色の毛並みのアイルー族。装備はエリザとお揃いのアシラ装備、背にはアシラネコトゲ棍棒をかついでいる。エリザのオトモアイルー、チェルシーだ。小さな目を爛々と輝かせて、肉の残りを見つめていた。
「……チェルシー、あたし達がここに居るのは、あの馬鹿を村に安全に連れ戻すことよ。今日は携帯食料で我慢なさい」
「ええええ!? あれ美味しくないニャ。ウチどうせ食べるなら美味しいもの食べたいニャ!」
「あたしだって一緒よ! でも今回の任務はあいつを見つけることなの! ほら、食べたらさっさと探しに行くわよ。ついでに作戦会議!」
「ニャフー!」
再びベースキャンプに喧騒が戻ってきたようだった。
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