絶体絶命
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一方その頃ダブルフィンガーとギブミーファイブは、発信された地図をもとに、龍次のもとへ飛行機で向かっていた
ダブルフィンガーは、無傷とは言えなかったが、治療すれば動ける程度のケガで済んだらしい
「あの氷河期プログラムは故障してたのかもな」
ダブルフィンガーはそういって、ゆっくりと眠りについた。ギブミーファイブはそれをみて、安心し、旅の疲れを癒すために眠りについた
一方彩華と夢人の二人は、飛行機に乗って、島根県から地図の場所への逃亡を図った
「もうだめだ、慎次や龍次に頼んであれを止めてもらわなくてはならない」
彩華は悔しそうな顔をしてそういった
「こういうことが、ほかの場所でも起こってるのかな・・・」
夢人はそういって飛行機の外を見た
そのころ、慎次と奈菜は、地図の場所についていた。そこには、青ざめたままで倒れる龍次の姿があった
「龍次!」
俺は急いで駆け寄ったが、龍次の反応はない
「すぐに病院に連れて行かないと・・・・・」
そういったとき、俺は何かの音を聞いた
ブシューーーーッ!
その音に振り向くと、そこには、冷気を発している氷河期プログラムが二つ、その冷気はとても冷たく、耐えれなかった
「逃げろ・・・・ここにいたら凍ってしまう!奈菜、走れるか?」
「大丈夫!私を子ども扱いしないでよ!」
そういって奈菜は笑った。俺は「ごめんごめん」と返した
俺は龍次を抱えようとしたが、無理だった。その間にも、冷気は噴出している
「もう・・・・無理なのか・・・・」
俺は今、絶体絶命のピンチに陥っていた
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