第8話〜模擬戦三本勝負第一試合後編〜
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ええ、あの赤いISの二つ名は……」
ベーオウルフ
「ある物を倒した戦い方からこのコードネームが付けられました。」
確かに当事者である私からもあの<TT01>の大きさはISの約2倍の巨体を簡単に倒した赤いIS(アルトアイゼン)に納得するコードネームだった。
「お前達、試合が始まっているぞ…」
その声で織斑達はスクリーンを見始めた。
【喰らいなさい!刹那!】
とそこで鳳がゼロ距離で『衝撃砲』を打ち込んだ。
「やった!」
「これは、かなりのダメージだろう」
「いくら、ベーオウルフでもあの距離なら……」
はぁ〜このバカ者共は……
「まだ、試合は終わっていない」
「え、でも、あれは確実に直撃だったぜ千冬姉」
バシッ!
「織斑先生だ、馬鹿者…」
いい加減に学習しないか馬鹿者…
「ウグッ!…すみません、織斑先生」
「ふん、まぁいい、さっきの質問は…ほら…」
私はスクリーンを指し
「煙が晴れるぞ」
そこに映っていたのは……
無傷のアルトアイゼンと『衝撃砲』を両肩とも破壊された甲龍がいた。
本当に面白いよ刹那……
☆
「ふぅ〜危なかった〜」
いや〜流石に今のはやばかったな〜
「クッ!どうして刹那、あんたが無傷なのよ!」
肩で息をしている鈴が質問してきた。
「簡単な事だ、ただ単に『衝撃砲』が放った衝撃を『撃ち貫いただけだ』」
「なっ!」
流石の鈴もこれには驚いているようだ…
それも、そのはず俺が言っている行為は言葉では簡単に言えるがやろうとしても普通の人にはできたいのだ。
「まぁ、良い、そろそろ時間も無くなって来たから……俺も切り札を切らせてもらうぞ!」
俺は鈴にクレイモアと3連ビームキャノンを撃ちながら近づき…
「伊達や酔狂でこんな頭をしているわけではない…喰らえ!ヒートホーン!」
「きゃ!」
ヒートホーンで鈴を上に投げ飛ばし飛んでいる地点を逆算してステークを構えて
「鈴、コイツの代名詞は…!」
そのまま、俺は跳んだ…
そう、飛んだのでは無く跳んだのだ…
「う、うそ!と、飛んだ!?」
「全てを…撃ち貫く…のみ!」
ズガンッ!ズガンッ!ズガンッ!ズガンッ!ズガンッ!ズガンッ!
全ての弾を撃ち終わって地上に着地して
「俺に撃ち…貫けない物は…無い!」
ビィー!!!!!
『試合終了!勝者!黒姫刹那!』
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