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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第15話 最初の訓練
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「なのはこのまま待ってていいの?」
「うん、フェイトちゃん」
「しかし本当に来んのか?」
「うん、バルトさんは真っ向から突っ込んで来るから。バルトさんは固く、フェイトちゃん並みの速さ。バルトさんには悪いけど最初に沈めさせてもらうの。動きが止まったら頼むねヴィータちゃん、シグナムさん」
「了解だ!」
「任せろ」

街の上空、見つけてくださいと言っているかのように4人固まっているなのは達。

「いいねぇ………美人と殺れるなんてよ………」
「バルトさん、模擬戦ね」

そんな4人の前にバルトが現れた。

「固いこと言うなって、殺すつもりじゃないと訓練にならないだろ?」
「なのは、大丈夫だろうな?」

さっきから物騒な事ばかり言っているバルトに不安を覚えたのかヴィータが質問した。

「大丈夫、バルトさんの使ってるヴォルフバイルは非殺傷設定にしか出来ないから」

そんななのはにほっと一息吐くヴィータ。

「………もういいよな?それじゃあいくぜ!!!」

そんなバルトの言葉と共に体に電気が蓄電されていく。

「魔力変換資質!?」
「そう、私と同じなの。………いや、多分私より上手く使えると思うよ」
「それは面白い………」

シグナムが獲物を狙う様な目でバルトを見つめる。

「みんな、私とフェイトちゃんがバックでロングレンジから足を止めつつ攻撃するので、ヴィータちゃんとシグナムさん、クロスレンジでお願いします」
「いや、私だけでやらせてもらう」
「シグナムさん!?」
「ああ………シグナムの悪い癖だなこりゃ………」

ヴィータはため息を吐きながらそう呟く。
対してシグナム、は目をギラギラさせながらバルトを見ていた。

「済まないな。だが高町にそこまで言わせるのだ、仕方がないだろう」

レヴァンテインをバルトに向け構えるシグナム。
そんな答えに大きくため息を吐くヴィータ。

「………じゃあヴィータちゃんとフェイトちゃんは他の4人の相手をお願い。私はシグナムさんが危なくなったら援護させてもらうから」
「………分かった。じゃあ私センターガードするね、ヴィータ」
「了解だ」
「加奈ちゃんは管理局最強の盾って大悟君が言う程だから油断しないでね」
「任せて」
「そっちこそ油断するなよ」

そう言ってフェイトとヴィータは離れていった。

「………まあいい、先ずはそっちの2人から順番にだな………さあ、行くぞ!!!」

斧を振り上げ、レヴァンテインを構えているシグナムに向かって突っ込んでいった………












「………いたな」
「………いたね」

フェイトとヴィータが新人4人を探していると地上の街の交差点
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