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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第15話 最初の訓練
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あってどんな魔法を使えるか確認してほしいの」
「はい!!」
「いい返事だね、取り合えず皆好きなように戦っていいから。1人で戦うもよし、ティアナの指示を聞いて動くもよし。そこは自由でいいよ。でも出来れば連携して欲しいけど………」

そう言ってバルトを見つめるなのは。

「あん?どうした?そんなにじろじろ見て。いいから始めようぜ!!」
「ご覧の通り、バトルジャンキーな人もいるから大変だからいきなり無理は言わないから」
「は、はい………」

スバルの返事を聞いたなのははレイジングハートを展開した。

「なのは、言ってたデバイスは?」
「あっ、はい!シャーリーに頼んで用意してもらいましたよ」

そう言ってカード型デバイスを渡すなのは。

「………ウォルフバイルね………まあいい、セットアップ」

バルトがデバイスを展開すると大きな斧のデバイスが展開された。

「よし、準備完了だ。さっさと始めようぜ!!」
「焦らないでバルトさん。そろそろ………来た!!」

そう言って訓練所の入り口を見ると、ヴィータ、フェイト、シグナムがこっちにやって来ていた。

「模擬戦は5対4でやります。先に私達のポジションだけど、フロントアタッカーがヴィータちゃんとシグナムさん、ガードウィングがフェイトちゃん、センターガードが私だよ。以上をふまえて上手く考えて戦うように。さあ皆デバイスを構えて」

「隊長副隊長が勢揃い………」
「良いじゃない、私達の力がどこまで通用するか試してみましょう」
「うん。ティア、指示お願いね!」
「任せなさい!」

なのはにそう言われ、皆それぞれ気合いが入る。
ティアナ、スバル、ギンガ、加奈がそれぞれデバイスを展開した。

「それじゃあ制限時間は120分で、始め!!」

訓練所がミッドの街並みに変わり、なのはが大きく宣言した………










「くはは!!いいね、いいね!!強い奴と戦えるのは最高だ!!!」

そう1人で笑いながら真っ直ぐ突っ込んでいくバルト。

「あっ、バルトさん!!」
「スバル、ほっときなさい。それより今の私達の状況を確認するわよ」

ティアナがスバルを止め、話し始めた。

「先ずは加奈さん以外の私達は空を飛べない。だけど隊長達全員が空戦魔導師」
「うわっ………」
「だけどミッドの街並みって地上にいたほうが有利ね」
「流石ギンガさんその通りです。この密集している街の中は空中よりも地上の方が有利です。なのでこの街並みを生かしたら戦い方をしようと思います。」
「生かした戦い?」

加奈がそう質問するとティアナがニヤリと笑った。

「はい、内容は………」

そう言ってティアナは4人で集まり説明を始めた………



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