25話「エルフ」
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
、クオリは思わず苦笑する。僅かに嬉しそうな声で「そうですか」といった。
「じゃあ、またな」
「はい。また」
横の男共の様子をちらちらと見ていたアシュレイが、そろそろ潮時かとユーゼリアの元へ行く。
アシュレイは人だかりの中へ入っていった。
「……あんな人、初めてですね」
残された濃茶のローブからは、風に浅葱色の髪が柔らかく揺れていた。
グランドウルフの来襲があったとは思えないほど、穏やかだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ