月見
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「・・・・・・。」
「お兄ちゃん・・・?」
俺は無言のまま、ウェンディの体を抱きしめ、キスをした。
「ん!?ん、あむ・・・んぅ・・・ん、ぅん・・・ちゅ・・・ふぁ!」
「ん・・・ん・・・ちゅ・・・んんっ!」
「ん、あ・・・ちゅ、んんっ、ちゅ・・・んんんっ!!」
俺はキスをするのをやめた。
「可愛すぎるよ・・・ウェンディ。俺、我慢できなくなったぜ・・・。」
「お兄ちゃん・・・。」
「突然して、ゴメン・・・。」
「ううん・・・いいの。お兄ちゃんがそう言ってくれるだけでも嬉しいよ。」
「俺、今日お前に避けられていた様で・・・嫌いになったかと思った・・・。」
「そんな事ないよ!!私がお兄ちゃんを嫌いにならないよ!!」
「じゃあ、何で俺を避けてたんだ?」
「そ・・・それは・・・/////」
何故かウェンディの顔が赤くなった。
「実は昨日の夜・・・」
昨日、女子寮のウェンディの部屋にて・・・
「ええ!?これを着るんですか!!?」
「うむ。一応ウェンディのサイズもあったからな。」
ウェンディの部屋にエルザがやって来て、
ウェンディサイズのバニーガールの服をエルザは渡したのだった。
「で、でも・・・私・・・お胸が・・・ありません・・・。」
「まぁ、無理に着る必要はないが・・・」
「着ればいいと思うよ〜。」
そう言ったのはミントだった。
「ちょっとミント、何を言ってるの。ウェンディが恥ずかしいに決まってるでしょ。
それにこんな姿をみんなの前に見せたら、コージが暴走するわよ。」
シャルルがウェンディのバニーガールを着る事を反対する。
「だったらコージだけに見せればいいじゃな〜い。」
「あ、なるほど。」
「え、ええ!?」
ミントの言葉に納得するシャルルと驚くウェンディ。
「そうか・・・お前達は恋人同士だったな・・・勝負服はちゃんと決めろよ!」
「なんでそうなるの・・・。」
エルザの言葉にツッコミを入れるシャルル。
「お、お兄ちゃんにだけに・・・いや・・・もっと恥ずかしいよう///////」
「大丈夫でしょ、コージなら。」
「そうね、コージなら平気でしょうね。」
「(あなた達は知らないのよ!お兄ちゃんって意外と変態だよ!!)」
ウェンディは心の中でそう言う。
さすがに2人がもう、そんな事をやっているのはしっているはずはなかった。
「いいじゃな〜い。コージを誘惑させると思って。」
「そ、それでも恥ずかしいよ!!
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