母親が現れた!
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ういえばお土産を忘れておった…………おぉ!! 買うのも忘れておったわ。これは仕方無いの…………面倒じゃし、嫁も出来た祝いじゃ。纏めてくれてやるわ」
何だか取って付けような言い訳をして、白夜叉…………母親が柏木を打つと俺達全員の力が膨れ上がった。
「これは?」
「…………力…………増えた…………」
「神格を与えてやったのじゃ。神霊にして精霊たる我のな。さて、ご飯が食べたいのじゃが…………寿司が欲しい」
「はいはい、わかったよ」
電話して出前を取る。
「やっ、止めてくださいっ!!」
「良いでわないか、良いではないか!!」
その微かな間にリタが母親に襲われていた。
「流石は駄神…………」
「そうじゃ、授業参観なるものが有るのだろう? アレに妾も出席するぞ」
「もうとっくに終わったし来るな」
「イ・ヤ・ジャ!! と、言いたいのだが、あまりこっちにもおれぬでな。ご飯を食べてお風呂に入ったらとんぼ返りじゃ」
「まあ、そっちはそっちで頑張ってくれ」
「うむ」
それから、ご飯を食べてお風呂に入り、身体を洗わされたり、洗われたりした後、帰って行った。うん、台風のような存在だな。しかし、あんな母親は持ちたくねえな。寿命が縮む。
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