第1章 僕と文月学園。
三時間目 観察処分者&お昼
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、別にいいんじゃ...
「あ、いえ!その、皆さんにも...]
なにっ!
「いいの!?僕達まで!?」
「はい。いやじゃなかったら」
なんていい人なんだろう。僕たちにまで!
でも...
「でも、姫路さん含むと7人分でしょ?大変なんじゃ...」
「はい大丈夫です」
「じゃぁ、僕もおかずを一品だけ作ってくるよ」
てか、多分一品しか作れない。
「すみません、ありがとうございます」
「いえいえ」
いや〜やっぱり姫路さんはいい人だ。
「姫路さんって優しいね」
僕も心からそう思う。
「そ、そんな....」
「今だから言うけど、僕、初めて会う前から君のことを好き―って痛ぁぁ!」
ちなみにこの時、僕が逆海老反りの刑にしていた。
ふぅ〜危ない危ない。
そして小声で明久に言う。
(明久、今振られると弁当の話はなくなるよ)
(そうか、ありがとう蒼空)
ふぅ〜ギリギリ回避。
「好き―何ですか!?」
なぜか姫路さんの押しが強い。
まずい!!
「―にしたいと思ってました」
....は?
「明久。それでは欲望をカミングアウトしたただの変態じゃぞ」
「HAHAHAHAHA、明久は面白いことを言うなぁ(ギリギリ)」
「痛い痛い!!」
「さて、話がかなりそれたな。試験召喚戦争に戻ろう」
そういえば、そうだった。
僕は逆海老反りの刑をといて、明久を自由にする。
「雄二。一つ気になっていたんじゃが、どうしてDクラスなのじゃ?
勝負に出るならAクラス、段階を踏むならEクラスじゃろうに」
「そういえば、たしかにそうですね」
「まぁな。当然考えがあってのことだ」
雄二がうなづく。
「どんな考えですか?」
「いろいろと理由はあるんだが、とりあえず、Eクラスを攻めない理由は簡単だ。戦うまでもない相手だからな」
「え?でもボクらよりクラスは上だよ?」
ごもっとも、明久。
「ま、振り分け試験の時点ではたしかに向こうが強かったかもしれないな。けど、実際のところは違う。お前の周りにいる面子をよく見てみろ」
「えっーと」
雄二の言うとおり周りを見渡している明久。
「美少女2人とバカが3人とムッツリは1人いるね」
「誰が美少女だ!?」
「「ええっ!?雄二が美少女で反応するの!?」
どう考えても違うよね!?
「......(ぽっ)」
「「ムッツリーニも!?」」
名前からしてムッツリなのに!!
「ん?じゃあ僕がバカ...?って明久には言われたくないよ!」
「「今頃!?」」
言った瞬間に明久と雄二に言われる。
「まぁまぁ。落ち着くのじゃ、代表にムッツリーニ」
と、こちらは本物の美少女の秀吉。
「そ、そうだな」
「「......」」
「ま、要するにだ」
咳払いをしてから、会話を元に戻す雄二。
「姫路に問題が
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