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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
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「寝てんじゃないわよ!!」


バンッ!


「んぎゃ!!」

寝ているミントを叩き起こすシャルル。

「それにしてもナツさん遅いね。」

ウェンディがそう言う。

「しかし俺達はまだ動く訳にはいかないな。」

「ああ・・・マスターの容体が・・・まだな。」

マスターは大丈夫だろうか・・・。

「(しかしこのままじゃなあ・・・他の皆さんは無事だろうか・・・。)」

エルザさんやミラさん・・・ぐらいは大丈夫と思うが・・・あっ!

「そうだ!」

「お兄ちゃん?」

「みんな、俺ちょっと行って来る!!」

「ちょ、行くってどこへ!?」

「あの人達を呼びに行くんだ!できるだけ早く戻ってくる!!」

俺は急いで(エーラ)を出して、
飛ぼうとするが、その前にウェンディの方を見た。

「戻ってくるからな。」

「お兄ちゃん・・・うん。気をつけて・・・。」

ウェンディがそう言った後、俺は空へと飛んでいった。

































それから数分がたち、悪魔の心臓(グリモンハート)の飛行船にて・・・

「ふははははは!これは愉快!」

椅子に座っていたハデスは笑っていた。

「ずいぶん上機嫌だなじじい。」

そこに、1人の男がいた。

「くくく・・・我が七眷属が3人もやられたようだ。
 やるではないか、マカロフの子らよ。」

ハデスはそう言い、頭にかぶっていた兜をテーブルに置いた。
ちなみに、その3人はザンクロウとカプリコ、華院=ヒカルである。
ザンクロウはナツにやられ、カプリコはロキによって倒された。
さらにカプリコは実は星霊で、磨羯宮のカプリコーンであった。
しかし、実際の正体はカプリコーンと融合した人間ゾルディオだった。
戦いの途中でロキと融合したが、ロキがゾルディオと融合する直前に
カプリコーンに魔力の受け渡しをした。
カプリコーンはその受け取った魔力でロキに融合したゾルディオを攻撃し、
ロキとの融合を解除した。そしてゾルディオは消えていったのだった。
華院=ヒカルは最初ルーシィと戦い押していたが、
途中でナツとウルティアに遭遇し、ウルティアがゼレフを捕獲し、
ハデスの所へ持って行く為、華院=ヒカルはナツとルーシィ達を足止めするのだった。
華院=ヒカルは自分の魔法である丑の刻参りを使った。
華院=ヒカルの丑の刻参りはノーロさんに髪をつける事で、
その髪をつけた者を操る事ができる。
だがそれだけではない、自分の髪を使い、
ノーロさんの材質を変える事で自分自身の強化も可能となる。
華院=ヒカルは取っておいたルーシ
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