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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
レッドノート
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初代の墓に何の用だ・・・一体・・・それに・・・)」

こいつの魔力・・・さっきのザンクロウとは違う、強力な魔力を感じる・・・!

「聞いてんのか?」

レッドノートは右腕を上げ、掌を俺の方に見せた。

「(まさか・・・!)」


パァン!


「っ!」

「ほう。軽めとはいえ、さっきのをかわしたか。」

肩に当たったが、俺は何とかかわした。

「この魔法は・・・。」

「かわしせたから特別に教えてやる。
 失われた魔法(ロスト・マジック)斥力(リッポーシャン)。」

「リッポーシャン・・・斥力?」

「そうだ。反発し合い、物体などを遠ざける力。
 さっきのはそれを応用した攻撃だ。」

レッドノートはそう言い、右腕を上げ、掌を俺の方に見せた。

「次は外さん。」

「っ!!ウェンディ!!ここから離れろ!!」

「え?」

「いいから!!ナツさんの所へ!!!」

「でも!お兄ちゃん!!」

「ウェンディ!ここはコージに任せましょ!」

「俺達がいては、足手まといだ。」

「・・・っ。」

「早く!!」

「気をつけて・・・!!」

ウェンディ達はナツさんの元へ走っていった。

「雑魚がいなくて助かるよ・・・遠慮なくやれるしな!!」

くる!!!


パァン!!


「っ!」

なんとか・・・かわし・・・

「甘いぞ。」

レッドノートはそう言い、左腕を上げ、掌を俺の方に見せた。

パァン!!

「ぐわあっ!!・・・っ!!」

俺は飛ばされたが、体勢を立て直した。

「光竜の咆哮!!」

俺はレッドノートに向かって、光り輝く強力な光線を放った。

「っ!!(間に合うか!!)」

レッドノートは右腕を上げ、掌を光竜の咆哮の方に向けた。

「はっ!!」

パァン!!

「何っ!?光竜の咆哮までも!!」

「俺の魔法はお前の魔法も遠ざける。
 ま、さすがに今のはギリギリだったが・・・なっ!」

レッドノートはそう言い、左腕を素早く上げ、掌を俺の方に見せた。


パァン!!


「があっ!!」

また飛ばされた!!

「ほらよ。」


パァン!!


「がああっ!!」

連続で俺は飛ばされた。

ダァン!!

「くそっ!!光竜の鉄け・・・」

「させん!!」



パァン!

「ああっ!!」

パァン!!

「ぐあああっ!!」

連続かよ・・・!!

「徹底的に貴様を倒そう。」

レッドノートはそう言い、両腕を上げ、掌を俺の方に見せた。

「そうはさせない!!」

俺はレッドノートの魔法攻撃をかわ
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