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蒼き夢の果てに
第5章 契約
第56話 ハルケギニアの夏休み・宵の口
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 至極真っ当な台詞を口にするルイズ。但し、その格好が非常に残念な体型のバニーちゃんでは、些か、説得力に欠けるのですが。
 それでも、仕方がないですかね。

「それならば、飲み物に関しては自前で何とかするしかないのかな」

 俺の式神使いの能力を使用したら、アルコール以外の飲み物を準備する事など何とでもなるからね。ルイズにはそう答えて置く俺。
 そう。ハルファスを人間体で現界させたら済むだけですから。それに一応、ソロモン七十二の魔将ですから、彼女も人間体で現界する事は可能です。まして、彼女を現界させて置けば、もしもの際にも護衛役にも成りますから。

 もっとも、今の俺と、タバサを害するには、かなりの神格を持った邪神や悪魔が顕現する必要が有るので、早々、危険な事もないとは思うのですが。

「そうしたら、注文はビールとソーセージ。それに、料理はわたしのお薦めで構わないのね」


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