8話 鉄竜と怒る妖精王
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視線の先にあったのは主護りし百合の花弁だった。その数なんと50枚
「主護りし百合の花弁モード青、完全防御青は最強の防御力を持つ。ジュピターじゃあこいつは破れねえよ」
『レイン……クライス……妖精王か?』
「さて、レビィ達をやったのは誰だ」
『ギヒッ!それは多分俺だな』
「鉄竜のガジルか……そこで待ってろ……換装……傲慢なる天使の羽?
お前はこいつとリリーで十分だ」
レインの背中には青い天使の羽が3対6枚現れた
『ふふふ…その程度のチンケな翼と盾で私のギルドのエースを相手すると?傲るなよ妖精王?』
「そうか?はぁぁぁあ?」
レインはファントムのギルドへ飛んで行った。
そして、レインが通ったあとの湖は凍りついていた。
sideレイン
ちっ……何処から入るか….…
面倒だ壁喰うか…
羽を一旦しまってっと……
するとジョゼの声が聞こえて来た
『15分……ジュピターの再発射までの時間だ!それまで怯えろ?妖精のクズども??』
「換装…万物喰らいし暴食の蠅王の口」
俺の手には黒い手袋がはめられていた。
手袋と言っても正確には指ぬきグローブに近い形だ。手の甲の部分には髑髏が描かれている。
我ながら中二病精神たっぷりな道具だと思う。
「さて……喰うか?」
すると、掌に穴が空いた。とても暗く深い穴だった。
形は5cmほどの楕円形それが両手に1つずつ。
それを壁に当てると
シュゴォォォォオ
と聞こえそうな勢いで壁が穴に吸い込まれていった
5秒ほどするとドアを作れそうなほど大きな穴が空いた
「やりすぎたかな?」
俺が使った万物喰らいし暴食の蠅王の口は生物以外なら何でも無限に喰える口(?)を持った手袋だ。
ちなみに、生物では無いので魔法も喰える。
「どこだガジルゥゥゥゥウ??」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……??
side out
sideガジル
ギヒッ!俺を倒す?舐めるなよ妖精王!
妖精が竜に勝てる訳が無いだろ!
「どこだガジルゥゥゥゥウ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
な…何だ?この魔力は?
ボゴォ!
ボゴォ!
ボゴォ!
ドガァン??
「見つけたぞ……ガジルゥウウウウウ?」
床を突き破って来たのはさっき俺にケンカを売って来た生意気な妖精王だった。
「何だ?仲間がやられて怒っているのか?それともあの青い髪のやつはお前の女か?ギヒヒッ!あいつをいたぶるのは楽しかったぜ
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