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句を言うがゲツガは頭の上に生えている耳をふさいで聞こえない振りをする。
その時、リーファがユイに対して何か聞いていた。
「ね、ねえユイちゃん。あたしはいいの……ゲツガ君……とかキリト君にくっ付いたりしても?」
「リーファさんはだいじょうぶみたいです」
「な、なんで!?」
「うーん、なぜかな。なんか女性とは分かってんだけど、なぜか妹みたいな感じ?的な接し方になっちゃうからか?」
「いいや、俺の場合はあんま女の子って感じがしないからだな」
「ちょっとキリト君!それどういう意味よ!」
そう言ってリーファは剣の柄に手を触れてずかずかとキリトに詰め寄る。
「い、いや、親しみやすいっていうか……いい意味でだよ、うん」
キリトは引きつった笑みのまますいっと浮かび上がる。
「そ、そんなことよりとっととアルンまで飛ぼうぜ!日が暮れちゃうよ!」
「あ、こら、待ちなさい!」
そう言ってリーファはキリトを追うために地を蹴った。
「おい、お前等待てよ!」
ゲツガは遅れながらもその後について行った。
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