衛宮切嗣
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ャル……」
「どうしたの、切嗣?」
「僕は……ラウラを……」
「どうしてそんなに、……」
――泣いているの?――
あぁ、きっとこの人は優しすぎたんだ。誰かを暖める為に、自分の温もり(幸せ)すら使う、行き過ぎた人なんだ。誰かの不幸が見過ごせず、本気で悩み苦しむ「人」なんだ……
今なら解る。この人の優しさ(冷たいワケ)を。
「大丈夫。傍に居るから……」
セシリアと鈴音に人目が集中しているなか、シャルロットが切嗣を抱き締めた。
「傍に居るから」
――その瞳が、世界の嘆きに惑わぬように――
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