コードギアスR1
0138話
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理。ホーミング・ミサイル? それこそ問答無用で却下だ。ちなみにセシルがロイドをかなり強く見張っていたらしく変な改造をされるという事はなかった。
ガーリオンはというと、こちらも難しい。空を飛ぶ事が出来るのだから上空からの攻撃は可能だが、バースト・レールガンは威力が高すぎる。マシンキャノンは上空から放つとタンカーを貫通して誘爆。……ソニック・ブレイカー? それこそ自爆しに行くようなものだしこちらも却下。
「……なるほど。確かに俺の機体で爆発物満載のタンカーを攻撃するというのは無謀以外のなにものでもないな」
コーネリアの言葉に頷きながら答える。しかし原作同様に進むのなら黒の騎士団はコーネリアを狙ってくる筈だ。護衛としては近くにいた方がいいだろう。
「黒の騎士団」
「……なるほど。来ると思うか?」
俺の呟きにコーネリアが反応する。ナリタで手酷い一撃を食らったのだからそれも無理はないだろう。
「そうだな、俺の予想では来ると思う。ナリタでもそうだったが、何故か黒の騎士団はコーネリアを生きたまま捕らえようとしている。撃破ではなく、な」
「そう言えば、確かにナリタでは撃破ではなく捕縛を狙っていたな」
「そのコーネリアが日本解放戦線との戦いに集中している。……あのゼロならそこを狙ってくるとは思わないか?」
「そうだな……その可能性はあるか。ギルフォード、アクセル。護衛を任せても構わないな?」
「イエス・ユア・ハイネス」
書類の整理をしていたギルフォードが敬礼しながらそう言う。
「俺も構わない。……ガーリオンで迎撃準備をしておこう」
「それと、兄上の特派。あの部隊にも作戦に参加するよう通達を出しておくように」
「分かりました」
ダールトンが頷き、通信機へと手を伸ばした。
空が茜色へと染まる頃、港の一画にブリタニア軍が集まっていた。水陸両用KMFのポートマンが5機、サザーランドが15機。そしてランスロットの姿もある。
ブリタニア軍は作戦が開始されるのをただ黙って待っていた。
そしてダールトンが口を開く。
「時間です、姫様」
「作戦を開始せよ」
コーネリアの声と共に、ポートマンが海中へと突入する。同時にサザーランドとランスロットもその援護の為に港湾部からタンカーを狙える位置へと展開。
ポートマンが発射した魚雷が数ヶ所で爆発し、タンカーの行く手を遮る。同時に、陸上部隊がマイクロ弾の一点射撃でタンカー甲板に展開している日本解放戦線の兵士を倒していく。
「順調だな」
その様子を見ながらガーリオンのコックピットで呟く。
「ああ。この調子ならそう時間も掛からずに片瀬少将を捕らえる事も可能だろう。……黒の騎士団が来なければ、だがな」
コーネリ
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