コードギアスR1
0138話
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う可能性もない事はない、のか?
この辺は実際に戦闘で使ってみないと確認は出来ないが、せめてそのくらいの役得はあって欲しい所だ。
「とにかく、微妙に失敗くさいがこの世界での目的の一つは果たす事が出来た。後は特区日本での虐殺を止めればミッションコンプリートだな」
特区日本。それ自体の構想は構わないのだ。原作でもゼロは最終的に受け入れていたし。なら問題はギアスの暴走に関してか。まさかゼロに『ギアスは暴走するから気をつけろ』なんて言える筈もない。と言うか、もし言ったとしたら俺がゼロに危険人物として狙われるだろう。あるいは、ブリタニア皇帝のシャルルに狙われるか。
記憶を書き換えられるのは御免被りたいので、俺がギアスを持っているというのはバレないようにしなければならない。幸いギアスに関係して騒動になりそうなマオは吸収する事ができたし、問題はないだろう……ないといいが。
実戦でならスザクだろうがカレンだろうが引けを取らない自信があるが、知略で言えば俺はゼロには圧倒的に及ばない。唯一のアドバンテージとしては原作知識のみが頼りだ。
「取りあえず……戻るか」
いつまでも情報部の拠点にいる訳にもいかないので、さっさとマンションを出てブリタニア政庁へと移動し、情報部でキノーへと感謝の言葉を告げて自室へと戻る。
キノーには危険人物の排除は終わったと言ってあるので、恐らくコーネリア辺りにはそのうち連絡が行くだろう。
「今日は疲れた……」
そう呟き、ベッドへと倒れ込むと次の瞬間には眠りへと落ちていく。
「日本解放戦線の残党?」
「ああ。どうやら海外へ脱出しようというつもりらしく、タンカーを用意している」
ギアスを手に入れた翌日。俺はコーネリアに呼ばれて執務室へと顔を出していた。部屋の中にはギルフォードとダールトンの姿があり、二人共書類の整理をしている。
「それでそのタンカーに襲撃を掛けるのか?」
「今日の夕方に出発予定との情報なのでそれに乗じてな。目的は日本解放戦線の指導者である片瀬少将の確保だ」
「俺も出るのか?」
「いや、アクセルの機体は両方とも火力が高すぎる。話によると、タンカーには逃走資金代わりに流体サクラダイトが満載されているらしいから誘爆でもされたら面白くない」
なるほど、そう言えば原作でもゼロが機雷のようなものを仕掛けて流体サクラダイトを誘爆させる事で水陸両用KMFであるポートマンを纏めて破壊していたな。
ランドリオンは特派である程度修復されて戻ってきているが、タンカーに積まれている流体サクラダイトに誘爆させないように攻撃するというのはちょっと厳しいだろう。ランドリオンのレールガンはリオンのものより大型で威力も高いので却下。マシンキャノンは射程が短いのでこれも無
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