色々とごめんなさい
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……それなら…………いいえ、参加するわ」
「なら、はじめよう」
そして、一定の位置に付いてゲームが開始される。開始と同時に十六夜は飛び出して来る。
「“セリカ、動くな”!!」
「無駄だ」
「おいおい、結構本気なんだけどな…………あっ」
瞬時に飛鳥の命令を無視し、突撃して捕まえようとする十六夜の音速を超えた手を避けて服の袖を掴み、投げ飛ばす。十六夜は空中で蹴りを放って来る。そして、直ぐに気づいて戻そうとするが、それを俺はさせずに手のひらで膝を受け止めた。普通の物なら問題なかっただろうが、こっちとら身体の一部を雷に変えて光の速さで捕まえてやった。
「さて、残りはお嬢様だけだけ…………あ〜〜そらそうなるか」
「ヤハハハハ、やっちまった」
十六夜の衝撃波で吹き飛ばされて気絶していた。十六夜の衝撃波が届く前に言葉を発していたから最初は大丈夫だったんだろうが。十六夜自身も最初の踏み込みはこちらの隙を探していたから遅かったしな。
「取りあえず、これでゲームクリアーだ」
「ちっ。良いぜ。まあ、楽しませて貰えそうだからな。俺にどんな命令をするんだ?」
「お前には…………コミュニティに入ってもらう。その後、修行だな。荒削りすぎるぞ。人間の技術を学べ」
「あ〜それなら問題ねえな。確かに俺はもっと強くならなきゃいけねえみたいだ」
「魔王どもを相手にしてもらうんだから当然だ。これは飛鳥もだ」
飛鳥をタッチするとゲームが終わった。十六夜も飛鳥もコミュニティに入って修行する事に同意した。これは修行は命令権を発動させて貰った。
「さて、耀とエクリアだが…………」
「何?」
「何ですか?」
「悪いがお前達には外道な事をさせて貰う」
俺はフラフラしながらもそういう。
「「っ!?」」
「ちょっと!」
「セリカ様っ」
「どんな事をする気だ?」
「先ずは春日部耀。お前に与える選択肢はその胸に下げている木彫りのペンダントを俺に渡すか、俺の眷属…………奴隷になるかだ」
「嫌っ!!」
「そして、エクリアは死ぬ事を禁じるかお前も俺の眷属になるかだな」
ナベリウスを除く女性陣から睨みつけられるが気にしない。
「ちなみにエクリア」
「なに?」
「俺の眷属になれば殺戮の呪いも解いてやれる」
「っ!?」
葛藤するエクリアと耀。
「ちょっと、ふざけないでよ! そんな命令、聞ける訳…………」
「ギアスロールは絶対に効果を発揮します。それは例え死んでも蘇るくらい」
「つまり、諦めろって事だな」
「くっ」
「悪いが、こっちも二人は必要なんでな。エクリアに関してはその力もだが、なにより魔力が高い。そし
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