色々とごめんなさい
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つぶして行く。流石は姫将軍。
「だが、そっちがその気なら…………行け、ゲイ・ボルク、グングニル」
俺は呼び出した魔槍と神槍をそれぞれに放つ。
黒ウサギ
「うわぁ〜〜セリカ様本気で狩りに行ってますよ!!」
投擲された槍によって、木々は吹き飛び魔槍と神槍が対象を獰猛に狙って行きます。
「おいおい、化け物かよ」
「有り得ないわ…………あのエクリアとかいう人もだけど」
エクリア様は鞭では無く、連接剣を持ち出して槍を弾きますが、槍自身が直ぐにエクリア様達へ向かって飛んで行きます。
「…………セリカの強さは…………多彩な神器…………」
「あんなのをいっぱい持ってるって事か…………おもしれえな」
「このゲーム、早まったかしら…………」
「だから、黒ウサギは何度も止めようとしたのに、皆さん聞きませんし、対等になるとこうなっちゃいますよ…………」
「しかし、殺す気で放ってるが大丈夫なのか?」
「それは問題有りませんよ。ギアスロールに記載されている事は強制的に順守させられます。よって、例え心臓を貫かれても死ぬ事はありえません」
「マジかよ…………全力を出せるって事か」
神槍と魔槍に追わせて、俺自身は詠唱を行う。
「くっ、不味い」
「フシャーー」
「雷が来るって…………」
「正解だ。くらえ、審判の轟雷」
ゲームでの威力は魔法攻撃+9500、魔法威力40、命中+30、麻痺3だ。そして範囲は5×5。これは全域を表す。つまり、フィールド全てに対する雷撃による攻撃だ。
「がっ!?」
「エクリア!!」
エクリアが耀を押し倒して雷撃をその身に浴びる。
「あぐっ!?」
そして、重なる二人に魔槍ゲイ・ボルグと神槍グングニルが貫き、縫い止める。麻痺も合わさって行動は出来ない。
「はい、捕まえた」
一瞬で近づいて二人を捕まえてゲームを終了させる。これによって二人の傷は無くなり、全てがゲーム前の状態へと戻り、開始場所へと二人が転送される。俺も急いで元の場所へと戻る。
「さて、次は二人だな」
「はっ、楽しくなってきやがったじゃねえか」
「私は…………」
「お嬢様は無理すんなって。アイツは正真正銘の化け物だ」
「そうだな。別に不戦敗でも構わんぞ。十六夜は参加するようだから、十六夜が勝てばそちらの勝利だ」
「いえ、やり…………」
「死ぬ程痛いよ?」
「実際、死にましたし」
「う…………」
耀とエクリアの言葉に揺らぐ。
「なら、飛鳥にする命令は俺達のコミュニティに参加して訓練を受けるで良いか? 俺達の目的は打倒魔王だからな」
「……
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