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真剣恋にチート転生者あらわる!?
第2話
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決めてクダサイ〜」

「ああ、すいません店長。俺は海軍カレーで」

「ボクはココナッツミルクカレーで」

「ワカリマシタ。暫くオマチクダサイ」

注文を受けた店長が厨房の中に入っていった。
レオとカニは俺席の隣に座った。全員がカウンターに座っている。

「しかし早いもんだな。悠斗が居なくなってから5年も経ったのか。今は何をしてるんだ?」

「俺か?俺は今は九鬼財閥で執事の仕事をしてる。レオとカニはどうしてるんだ?」

「は、はぁ!?悠斗は九鬼財閥に就職したのかよ!?凄いな!ボクは今はゲーム会社に就職したんだよ!まあ、今日は久しぶりに休みが取れたからレオと遊んでるんだけどね」

「俺は今は大学に通って、経済学の勉強をしてる。卒業したらキリヤ・コーポレーションに就職するつもりだ」

カニは高校を卒業してからゲーム会社に就職したらしい。まあ、原作でも確かそんなことを言ってた気がするしな。

カニは高校を卒業してからゲーム会社に就職したらしい。まあ、原作でも確かそんなことを言ってた気がするしな。
レオはキリヤ・コーポレーションに就職するのか。そうすると、霧夜エリカと付き合っているのだろうか?

(てか、俺ってこの世界だと元対馬ファミリーだったんだ。神様、今頃になって記憶をくれるのは勘弁してほしいな)

俺が内心で愚痴を言っていると、店長が厨房からカレーを持って出てきた。

「オマタせしました。海軍カレーとココナッツミルクカレーデエス。ゆっくり食べてクダサイー」

「お!来た来た。いただきます」

「ハムハム。ハムハム」

レオとカニはカレーを食べ始める。レオは行儀良くいただきますと言ってからカレーを食べる。カニ至っては既に食べていた。

「そう言えば、スバルと新一はどうしてるんだ?」

「うん?ああスバルは、高校2年の時に転校したんだ。知らなかったのか?」

「スバルが転校!?なにか問題でも起こしたのか!?」

伊達スバル。対馬ファミリーの兄貴的存在の男だ。陸上選手としての能力が高い男だ。また、喧嘩も強く料理も出来るイケメンだ。レオ達にとっては大事な存在の男だ。
また、一本義の通った男で責任感も強いから、レオ達の元から簡単に居なくなる様な男ではない。 となれば、なにか重大な事をしてしまったのか?。俺は、嫌な予感がした。レオはカレーを食いながら話を続ける。

「いや。スバルは陸上のスカウトで由比浜学園に転校したんだ。俺がスバルから聞いた話じゃ、悠斗に背中を押してもらったから、由比浜に行く決心がついたって言ってたんだが違うのか?」

「(いや、知らないな。まあ、話を合わせといていいな)いや、転校するしないは聞いてなかったからな。そうだったのか。なら、新一はどうしてるんだ?」

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