第2話
[4/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
決めてクダサイ〜」
「ああ、すいません店長。俺は海軍カレーで」
「ボクはココナッツミルクカレーで」
「ワカリマシタ。暫くオマチクダサイ」
注文を受けた店長が厨房の中に入っていった。
レオとカニは俺席の隣に座った。全員がカウンターに座っている。
「しかし早いもんだな。悠斗が居なくなってから5年も経ったのか。今は何をしてるんだ?」
「俺か?俺は今は九鬼財閥で執事の仕事をしてる。レオとカニはどうしてるんだ?」
「は、はぁ!?悠斗は九鬼財閥に就職したのかよ!?凄いな!ボクは今はゲーム会社に就職したんだよ!まあ、今日は久しぶりに休みが取れたからレオと遊んでるんだけどね」
「俺は今は大学に通って、経済学の勉強をしてる。卒業したらキリヤ・コーポレーションに就職するつもりだ」
カニは高校を卒業してからゲーム会社に就職したらしい。まあ、原作でも確かそんなことを言ってた気がするしな。
カニは高校を卒業してからゲーム会社に就職したらしい。まあ、原作でも確かそんなことを言ってた気がするしな。
レオはキリヤ・コーポレーションに就職するのか。そうすると、霧夜エリカと付き合っているのだろうか?
(てか、俺ってこの世界だと元対馬ファミリーだったんだ。神様、今頃になって記憶をくれるのは勘弁してほしいな)
俺が内心で愚痴を言っていると、店長が厨房からカレーを持って出てきた。
「オマタせしました。海軍カレーとココナッツミルクカレーデエス。ゆっくり食べてクダサイー」
「お!来た来た。いただきます」
「ハムハム。ハムハム」
レオとカニはカレーを食べ始める。レオは行儀良くいただきますと言ってからカレーを食べる。カニ至っては既に食べていた。
「そう言えば、スバルと新一はどうしてるんだ?」
「うん?ああスバルは、高校2年の時に転校したんだ。知らなかったのか?」
「スバルが転校!?なにか問題でも起こしたのか!?」
伊達スバル。対馬ファミリーの兄貴的存在の男だ。陸上選手としての能力が高い男だ。また、喧嘩も強く料理も出来るイケメンだ。レオ達にとっては大事な存在の男だ。
また、一本義の通った男で責任感も強いから、レオ達の元から簡単に居なくなる様な男ではない。 となれば、なにか重大な事をしてしまったのか?。俺は、嫌な予感がした。レオはカレーを食いながら話を続ける。
「いや。スバルは陸上のスカウトで由比浜学園に転校したんだ。俺がスバルから聞いた話じゃ、悠斗に背中を押してもらったから、由比浜に行く決心がついたって言ってたんだが違うのか?」
「(いや、知らないな。まあ、話を合わせといていいな)いや、転校するしないは聞いてなかったからな。そうだったのか。なら、新一はどうしてるんだ?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ