第1話
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は花の扱いも出来るのか。執事として即戦力になりそうだな」
「ふむ〜。MIT卒業で花の手入れの知識もあるのか。悠斗義兄様は博学な方なんですね」
いや、英雄様、紋白様、俺は花の手入れは、日曜日の朝のテレビの趣味○園芸位しか見たことないですから。実際にしたことはないです。
「クラウディオ。写真などは無いのか?」
「ご安心ください揚羽様。此方が幼なじみの椰子様の写真になります。丁度最近雑誌に載ったばかりの写真になります」
「「「どれどれ」」」
クラウディオさんが全員に写真を渡す。俺も写真を受け取り見てみる。 写真にはニコニコと笑うストレートで腰まで伸びた髪でリボンを着けた椰子のどかさんと、のどかさんと違いリボンをしないでストレートヘアで無表情の椰子なごみが写っていた。
(うん。本人そのものだね。少し髪が長くなってる位かな?まあ、美人なのは変わらないな)
(む?悠斗はこう言った髪型が好きなのか?先ほど、紋白を撫でていた時も嬉しそうだったからな。我も伸ばしてみるか?)
(むむむ!なかなか美人ではないか!髪の長さは妾と同じ位かの?)
(ふむ。なかなか美人ではないか)
全員が写真を眺めていると、クラウディオさんが話を続ける。「以上が悠斗殿の経歴と過去になります。なを、悠斗殿は揚羽様専属執事ですが、1ヶ月間は研修を受けていただきます。揚羽様、よろしいですか?」
「うむ。分かっておる。悠斗よ暫しの別れだが、貴様なら必ずや一人前になって、我を支えてくれると信じておるからな!」
「は!ご期待に答えるように、精一杯頑張ってみせます」
俺は椅子から立ち上がり、揚羽様の前でかた膝を地面に着けて頭を下げる。昔、煌武院悠陽殿下にした臣下の礼と同じ格好だ。
「では、悠斗殿は服の採寸等があるため私と共に、場所を移動しましょう」
「はい。クラウディオさん。よろしくお願いします」
「では、我も部屋に戻るか。小十郎。部屋に戻るぞ」
「はい!揚羽様!この小十郎、何処までもお供します!!」
「あずみ。我も部屋に戻る」
「はい英雄様!!このあずみ、英雄様のためなら例え火の中水の中でも付いて行きます!」
「妾も部屋に戻るかの。ヒュームはどうするのかの?」
「紋白様。私は少しかたずけをしていきますので、少々遅れます」
「分かったのじゃ。先に戻る故」
それぞれが一斉に行動を開始するのだった。
悠斗sideout
ヒュームside
皆が去った後の庭で、俺はステイシーと李静初と共に話をしていた。既にかたずけは済んでいる。 話の内容は今日新たに加わった不動悠斗の件だ。
「ステイシー、李、今日来た小僧をどう見る?」
「う〜
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