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ソードアート・オンライン 《黒の剣士と白の死神》
第一部 全ての始まり
第四話 宿と団長と組織
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やつとかに(ちゃんと使いそうなやつに)分けたから無い。

「あ、団長。お疲れ様です。」

「ああ。悪いが団員が一人増えそうでな…安心しろ、君と同じベーターテスターだ。」

男とヒースクリフが会話してるうちに、今のうちに、そ〜っと、そ〜っと……

「君が入る子?」

終わった。



《サイド・アスナ》



「えへへ…オオカミがとんでる〜」

と、目の前にいる子は宙を向いて言い始めた。

大丈夫かな?

「あ、あの、あなた大丈夫?」

わたしがそう言うと、彼女は

「オオカミが…はっ!俺はどこ?僕はダレ?」

本当に大丈夫かな?

「…あなたの名前は?」

「せめて突っ込んでくれよ。寂しいだろ。おい。」

「それで?」

「俺の名前はキョウヤだ。もうほっといてくれよ。本当に今日はついてない……」

「へえ〜。キョウヤって言うんだ。よろしくね。」

わたしが手を出すと、彼女も手を握った。

「まあな。よろしく。……一日だけだろうがな。」

「何か言った?」

「なにも。」

「キョウヤくん、どこにいるのかね?」

そんなことをやってると、団長が彼女を呼んだ。

「あなたのこと、呼んでるよ。」

「ありがとな、えーと……」

「アスナでいいわ。」

「ありがとな、アスナ。」

そう言うと俺は、ため息をついて団長のところに行った。



《サイド・キョウヤ》

「で、何をさせるんだヒースクリフさん。」

俺が皮肉をこめて言うと、

「何、君に自己紹介をしてもらうだけだ。皆、注目してくれ。」

反撃しやがったこいつ!!!

その一言でみんなが静かになる。

「ある程度自己紹介はしていると思うが、私から彼を紹介させてもらう。

ベータで《片手剣の狩人》と称された、キョウヤくんだ。」

(段に立つんだ、キョウヤくん。)

俺は段に立ち、みんなに言った。

「あ〜、今ご紹介に預かった、キョウヤだ。まあよろしく。」

「女の子だったんだ〜

「頼りになるのか〜

「くだらねえ〜

などの声が聞こえる。

(他に無いのかね、キョウヤくん。)

この状況でアドリブですか団長さん。



「しかし!」

その声で静かになる。ウム、いい眺めじゃ。

「今、現実であることは確かだ。ならば、始まりの街にとどまるのはただの時間浪費ではないか?」

「今すぐに現実を見なくてもいい。無謀と勇気は違う。そのほうが安全だしな。」

「だが、助けを待とうと、きっといつまでもこないだろう。臆病と慎重は違う。相手は最高のクリエイター茅場晶彦だ。」

「今じゃなくてもいい。現実を見ろ
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