02話
前書き [2]次話
「どこだ、ここ?」
青年が気が付くと不思議な世界にいた。というより浮いていた。
周りはどこまでも深い青で、星の様な光があちらこちらにある宇宙の様な世界だった
「正解だ」
「うお!」
青年の目の前には杖を持ち、とんがり帽子を深く被った若い男性がいた
「私はロロ、この世界の神だ」
「…神様?」
「単刀直入に言おう、君は死んだ。けどこのまま殺すのはもったいない。だから転生させる。あとロロで良い」
「…死んだ?」
「そのままだ。それより転生先を決めろ」
「転生先?」
「お前が生きていた世界にあった物語の世界にしか送ることはできないのでな、お前が決めてくれ、そこに送る」
「……そっか。じゃあ『魔法少女リリカルなのは』の世界で」
「そうか、特典として一つほど原作に関係のある能力を与えることが出来るがどうする」
青年はしばらく考えた後
「魔力の収束速度を上げることって出来るか?」
「それが特典か?」
青年はうなずく
「そうか、分かった。では送るぞ」
そして周りが一瞬白くなりまた戻るとそこにはロロと形状がバルディッシュに似た銀色のプレートがあった
「君は彼のところへ行ってきてくれ」
《了解、マイスター》
そうしてロロが杖を振ると形状がバルディッシュに似た銀色のプレートは消えた
「ふむ、これでいいか?」
ロロが背後に向かって言う
「ああ、ヤツらに対抗するには戦力が足りないからな。助かる」
金髪青目の男性、リューヴェルトがロロに向かって言う
「そろそろ時間だ。送るぞ」
「ああ、感謝する」
リューヴェルトが頭を下げるとロロは苦笑し
「やめてくれ、旧知の仲だろう?」
「それもそうだな」
再び周りが一瞬白くなり、リューヴェルトが消えた
魔法少女リリカルなのは 雷の軌跡
始まります
前書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ