闇夜の結婚騒動!?
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一同は声を漏らした。普段彼女が纏っている胡散臭さは一切なく、誠実で清楚が溢れ出ており聖女にも見えた。
ゆっくりと歩く紫。闇夜は彼女が近くに来ると手を差し出した、紫は手の手を取った。そして二人は神父を請け負っている閃輝の前に立った。閃気もとても嬉しそうだった
「新郎、霧雨 闇夜。貴方は新婦、八雲 紫が病める時も、健やかなる時も愛を持って、生涯支えあう事を
誓いますか?」
「はい誓います」
「新婦、八雲 紫あなたは新郎、霧雨 闇夜が病める時も、健やかなる時も愛を持って、生涯支えあう事を
誓いますか?」
「はい誓います」
「今ここに一組の夫婦が成立した。異議ある者は名乗りを上げよ」
誰も異を唱える者はいなかった。粛々と式は進んでいく
「新郎新婦、互いの指に結婚指輪を」
新郎新婦互いにポケットから指輪の入ったケースを取り出し、闇夜、紫の順で左手薬指に指輪を嵌めた。
サイズ合わせを一度もしていないのに、ピタリと入った。これも愛のさせる技かっと誰かは呟いた
「誓いのキスを」
闇夜はゆっくりと紫に近づき、彼女の唇に自分の唇を合わせた。その瞬間、そこらじゅうから拍手と歓声が響いた、誰も騒ぐ事を咎めはしなかった。めでたい事は本当なのだから紫の式である藍に至っては
「紫ざま〜ぼんどうにおめでどうございまず〜」
号泣していた。そんな藍を見た藍の式である橙はハンカチを藍の顔に当てていた。本当に祝福されている、惜しみながらも唇を離した闇夜と紫も恥ずかしながらもとても嬉しそうだ。だが良く思わない者達もいた
「「「ちょっと待った!!!」」」
その時!空から轟音を立てながらある者達が現れた!その者達とは
「ま、魔理沙姉!?それに幽々子さんに幽香さんまで!!?」
そう、闇夜に好意を寄せていた3人だった
「やっぱり諦められないぜ!!」
「そう、闇夜を諦めるなんて」
「出来る訳無い物ね」
「ってもう誓い終わってるんだけど・・・」
「「「んなもん無視して奪うまで!!!」」」
3人は満面の笑みを浮かべて言いきった。その答えに閃輝は脱力する
「確かに紫は兄ちゃんに相応しいと思う、だから」
「身を引こうととも思ったわ」
「だけどそれじゃ・・・」
「「私らしくないじゃない?」」「私らしくないだろ!!?」
「ふふふっ」「はははっ」
そう言いきる3人に闇夜と紫は笑う
「あらあら、新郎新婦初めての共同作業がこんな事になるなんてね」
「そだな、でも俺達らしいと言えばらしい」
そう言うと闇夜は紫をお姫様抱っこして、笑う
「逃げ切らせて貰うぜ!!!」
そう言ってもうダッシュしてから空へと飛び立つ闇夜と紫
「「「待ってぇぇえええええ!!!!」」」
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