闇夜の結婚騒動!?
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ませんでしたからね。自身で両親を助けようと奮闘したのに、それは結局無駄所か寧ろ癌を進行させただけ。あの時の闇夜君の苦しみと悲しみは想像を絶する物だったでしょう。そして最後は彼の努力も無しくご両親は無くなった」
「彼は辛かったでしょうね、自分の両親を助けようとしたのに逆に癌の進行を進めてしまい、結果自分が殺したと思いこんでしまったわ。でも彼はショックを受けた魔理沙を慰め続けた。自分の身体が壊しながら」
闇夜は両親を亡くしてからずっと魔理沙を支え続けた。だがその間に今度は闇夜の身体が崩壊へと進んでいた
「そして漸く魔理沙も立ち直った所で、闇夜も倒れてしまった。その時は私や魔理沙、幽々子、幽香、閃輝君達も必死で看病したわね。それでなんとか命の別状がない様にしたけど、彼の心には深い傷が残った」
「そして闇兄は俺達を拒絶し始めた」
『親父やお袋を救えなかったのは俺のせいだ・・・。何が医者だ・・・、何の為の医術だ・・・。いざって時に、救いたい命を救えなくて何が医者だ・・・何が人賢者だ・・・。俺は・・・俺は・・・』
闇夜の心は酷く摩耗してしまい崩壊寸前まで陥った。そのまま長い間自己嫌悪に陥って、無気力だった
「でも私は彼の傍に居続けた。私は唯傍に居ただけ、下手に言葉を掛けるよりそれが良いと思った。そして彼は漸く元の彼に戻ってくれた。そして私との結婚を決心してくれたのよ♪」
「ってなんで最後省くですか!?なんかイイハナシダナ〜って言える雰囲気だったのに!!」
「ふふふっ、ほらだって私、妖怪だし♪」
そう言って紫はスキマの中に入って行くと、スキマは消えてしまって閃輝は渋々席に着いた
「ちぇ、もうちょい詳しく教えてくれても良いじゃねぇか」
「まあまあ、そう言わずに。とにかく紫は闇夜君の心を救ってこれからも闇夜君の支えとなる。それで良いじゃありませんか」
「いいのかな〜・・・」
「良いんですよ」
そして閃輝は何か納得がいかないが、覇狼と共に結婚式の準備を進める事にした。そして・・・
人里の一角で沢山の人がひしめき合っていた。そこにはシャルロットや劾、慧音、ラウラ等と言った人里に深く関係する人達や、幻想郷に住まう妖怪や霊達が一堂に揃っていた。そこにスーツを着た覇狼が司会者の位置へ立った
「本日は急な連絡にも関わらず沢山の方々にお集まり頂き、誠に感謝致します。これより霧雨 闇夜と八雲 紫の結婚式を執り行います。皆様、お静かに願います」
覇狼の言葉に喋り合っていた皆は静かにし、白のタキシードを着た闇夜がヴァージンロードの終着点に立った。その姿は女性ならば誰もが魅了されてしまう物だった
「では新婦の入場です」
そう覇狼が言うと、ヴァージンロードへウェディングドレスを纏った紫が登場した。その美しさに
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