第二章 A's編
第四十八話 『つかの間の第四次のサーヴァント達の話』
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物に聞いた話だとおそらくランサーのクラスで召喚されていたから剣は持ってなかったんだろうという話」
「ふぇー…すごい人だっだんだね」
「シホは前にゲイ・ジャルグを投影して使っていたから他の三本も作り出せるの?」
「ええ。ギルガメッシュの原典宝具とセイバーの記憶を見せてもらった事があるからね」
それで二人は「そうだったね」と口を揃えて言った。
「でも、シホってやっぱりすごいよね。武器限定とはいえ過去の武器に関しては投影できないものはないんだから」
「そんなことはないわよ。さすがにエクスカリバーはギリギリイリヤと一緒になって作り出せたけどそれ以上のクラスになると私は投影できないし…」
「エクスカリバー以上の武器なんてあるの!?」
「そりゃたくさんわるわよ。例えば雷神トールのミョルニルとか他にスルトの持つレーヴァティンとか神様が使うクラスの神剣、霊剣。
一応宝物庫で全部見たから出来ないことはないけど神様クラスの武器は一発で私の魔術回路が焼き切れて二度と魔術が使えなくなっちゃうから、たぶん…」
「やっぱりそんなに都合よく行かないんだね…」
「そうね。で、そろそろ話は戻っていい?」
するとすっかり頭からすっぽ抜けていたのか私の言葉で二人は大四次の英霊の話を思い出したらしい。
「それじゃ次いくわよ。ライダーのクラスはマケドニアの征服王『イスカンダル』」
「イスカンダル…?」
「名前がマイナーすぎたかな。それじゃなのははアレクサンダー大王といえばわかるかな?」
「あ、それなら知っているよシホちゃん!」
「そう。それでそのさっきから話に出している第四次の生き残りの人が召喚して聖杯戦争終盤まで共に戦場を駆け抜けたと自慢げに語っていたわ。
なんでもイスカンダルの生き様を様々と魅せられて最後には忠誠を誓い家臣にしてもらったらしいわ」
「そんな事が…」
二人がどんな偉大な人だったんだろうと思っている間に私は次のクラスの話を開始する。
「そしてアサシンのクラス。
このクラスはさしずめ召喚される人物は固定されているの。暗殺教団の指導者『ハサン・サッバーハ』。複数いる歴代のハサンの中からランダムで召喚されるのよ。
だから第五次の佐々木小次郎が本当はイレギュラーな召喚だった訳。
そしてそのマスターが言峰綺礼だったらしいの」
「第四次でもやっぱり関係があったんだね」
「そうみたいね。で、裏方に徹していたらしいけどライダーのマスターの話だとイスカンダルによってアサシンは全員、固有結界で抹殺されたらしい」
「ライダーも固有結界の使い手なんだ」
「それより全員ってどういう意味…?」
「あ、アサシンの能力を話してなかったわね。聞いた話だとなんでも複数に分離できる能力だったらしくて二桁以上のアサシンが出てきたって話よ」
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