第二章 A's編
第四十八話 『つかの間の第四次のサーヴァント達の話』
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ゃん、もしかしてなのはちゃんとフェイトちゃんもシホちゃんの過去の事、知っていたりするの?)
(え…な、なんでそう思ったの?)
(ちょっと反応がアリサちゃんと違っていたから)
(そっか。まぁ知っているといえば知っているのかな…)
(そうなんだ…)
それでなぜか落ち込むすずか。
(で、でもなのはちゃん達は態度はあまり変わっていないよね!?)
(ええ。今の私で十分らしいから)
(そうなんだ。それなら…)
そしたら一人ブツブツ呟き始めだしたので、なぜか直感で今はそっとしておこうという気になってアリサ達の話に合流することにした。
◆◇―――――――――◇◆
リンディさんと合流してフェイトの携帯を購入する事ができたので目的も達成できたのでリンディさんも管理局の方に帰っていった。
そして帰り道のこと、一回私となのはは家に帰り普段着に着替えた後、ハラオウン家に向かった。
今日はフェイト達と一緒に食事をする事になっているので私達は調理担当。エイミィさんが食材調達担当という事になっている。
それまで私はフェイトの部屋でなのは達とお話をしていた。
「…そういえばシホちゃん。ちょっといい?」
「なに? なのは」
「過去の事を聞くようでなんだかと思うんだけどシホちゃんが体験した第五次聖杯戦争では前に教えてくれた英霊がでてきたんだよね?」
「ええ」
「それじゃ…、あの、第四次聖杯戦争の時に出てきた英霊って誰が出てきたか知っているの?」
「第四次のサーヴァント?」
「あ、それは私も気になるかも…」
第四次か…、ふむ。
まぁ教えてもいいでしょう。別に害はないし。
「そうね。ま、まず知っている通りまずセイバーは切嗣が召喚したアルトリア。
そしてリンの父親である遠坂時臣が召喚したのがアーチャーのクラスでギルガメッシュよ」
「こうして改めて聞くとセイバーさんとギルガメッシュは因縁の間柄だったんだね」
「そうだね」
「そしてランサーのクラスが輝く貌の騎士『ディルムッド・オディナ』」
「ディルムッド…? ちょっと聞いた事がないかも…」
「私はこの世界の歴史や神話に関しては全然わからないからどういった人物かもわからないよ。でも前にエイミィがシホの使う武器を調べている時に聞いたかも。
それとランサーのクラスだから槍使いでスピードもあったんでしょ?」
「フェイト、いいところ突いてくるわね。
ええ。ディルムッドはクー・フーリンより後の時代に生まれた同じケルト神話の英雄。
フィオナ騎士団に所属していた戦士で、
槍二本【真紅の魔槍、ゲイ・ジャルグ】と【黄色の呪槍、ゲイ・ボウ】と剣二本【大なる激情、モラルタ】と【小なる激情、ベガルタ】、計四本の武器を自在に操ったという話よ。
前回の聖杯戦争の生き残りの人
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