6話 修行しに行く妖精王
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帰り道
「ナツ……お前S級クエストに行ってみないか?」
「マジで?」
「S級クエスト?」
「簡単に言うとギルドの二階のクエストボードに貼られている命が幾つあっても足りないようなクエストだよ」
「いかんぞレイン!まだナツにはそんな実力は無い?」
「まあまあ、誰もナツ一人に行かせるとは言ってないだろマスター」
「ならお主が行くと言うのか?」
「いや、エルザ頼む」
「何故私なんだ?」
「忘れたか?そろそろ俺はアレの時期だ」
「そうだ……そうだったな…」
「ハァァァァァ……レイン…できる限り地形は変えんようにな…」
エルザとマスターはドヨーンとした空気を纏っていた。
「善処いたします」
「アレって?しかも地形が変わるって?」
「ああ、アレって言うのは俺の魔力コントロールの修行だよ。俺の魔力はバカみたいに多いからちょいちょい全開時のコントロールを身につけておかないとヤバイんだ。」
「は…はぁ……でも修行で地形が変わるもんなんですか?」
「変わるんじゃよ……ほれ、去年島が一つ謎の消滅したじゃろ?あれはレインのせいじゃ…」
「はあ?」
「まあ、それも今年までだろうけどね。」
「む?つまりほぼコントロールできとると言うことか?」
「ああ。俺は今から行くから何かあったら通信魔晶で連絡してくれ。それに、ナツなら大丈夫だよ。絶対に成功させるから!じゃあな!」
ヒュッ?
俺は忘れていた
そして俺は後悔する事となる
この時俺が修行に行かなければあのような事にはならずに済んだかもしれないのに……
それから1週間
sideルーシィ
「ナツ、クエストは私が選ぶぞ」
「おう!」
「めぼしいものがあるんだ。ルーシィも興味あると思うぞ」
え?私が興味あるもの?なんだろう……
「金色の鍵が報酬のクエストがあるんだ」
「黄道十二門の鍵?行く!絶対行く!」
やったぁ!一体何宮の鍵なんだろう……
「おい、ナツ、エルザ俺も行っていいか?」
後ろにいたのはグレイだった……でも…
「服ーーー?」
「うぉっ?いつの間に?」
無自覚ってのが凄いわよね……
「もちろんだ」
「何でお前がくるんだよ変態氷野郎…!」
「うるせえよ。黙ってろおしゃべり炎野郎…!」
「やんのかコラァ!」
「上等だ!」
ギャーギャー!
ドガッ!
バキッ!
「いい加減にしろ?」
ゴン!ゴン!
「「すびばぜんでした……」」
二人はエルザにボコボコにされて正座させられていた。
「で、クエストの内容は?
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