異なるの物語との接触〜クロスクエスト〜
氷の剣士&重覇震剣 VS 神託の天使(後編)
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片手剣用突進攻撃《ノーザンショット》。《ヴォ―パル・ストライク》に似たその一撃は、重々しくヒットした。続けて左の短剣がうなる。《フロストショット》の攻撃が、ガブリエルのHPを削っていく。
さらに地面を揺るがす一撃。《重覇震剣》のソードスキルが、ガブリエルをとらえた。
しかし勝利の女神は、簡単にはフブキ達に微笑んでくれなかった。
ガブリエルの周りに会った器具たちが、いったいどうしたことか、猛然とフブキ達に攻撃を開始した。あきれることのそのすべてにHPバーが設置されている。
「ぐう!?」
「フブキ!あれ・・・見て!」
メルムに促されるままガブリエルを見ると、なんとガブリエルの周辺を三冊の厚い本が取り囲み、それぞれ強烈な光を纏っている。さらにその光がガブリエルにかかり、HPが・・・回復していく。
「まずい!一本目まで回復されたら、最初からやり直しになっちまう!!」
「・・・一発、でかいのを叩き入れて一瞬で終わらせるしかなさそうね」
メルムが旋回する。大剣旋回剣技《グラシャインパクト》。器具たちが一斉に破壊される。
フブキもまた、氷片や両手の剣で器具たちを一掃。ガブリエルにターゲットを絞る。
向こうは回復に選任していて気付かない。チャンスは一回。
「ここで・・・」
「決める・・・ッ!!」
爆発的なインパクト。たったのコンマ数秒で距離を詰めて、十の斬撃及び刺突が放たれる。《氷結剣》の現在最上位片手剣用ソードスキル、《アブソリュート・ゼロ》。
のこりHP、九割。回復した。10割。
半歩遅れてメルムの攻撃。大剣にしては多い攻撃、七連撃のソードスキルが叩き込まれる。同時に重圧の衝撃波。《グラビド・ボーテックス》。
のこり3割。
「いっ・・・けぇえええええ――――――――――――!!!」
フブキの両手の剣が一斉に輝く。無数の氷片が展開。同時に攻撃をたたきこむ。
「―――――――――!!―――――――――――――――――――!!!!!!」
その攻撃を余さず受けたガブリエルは、悲鳴を上げて四散した。
「ふはぁ〜・・・」
「勝った・・・」
こうして、二体目の大天使が駆逐された。
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