第4章 天狼島編
七眷属の1人
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
る筈だ。
すぐに答えが出なかった場合・・・奴はギルドの一員じゃない。」
「てな。」
「く・・・。」
「おそらくお前は、人の記憶を操作する魔法の使い手だ。
ギルドのメンバーに魔法をかけ、自分がギルドの一員である事を装った。
王子の事を含め考えれば不自然な点だらけだ。
お前と接点を持つ者の名も挙がらない。
その上、ギルドの信号弾の意味も知らんようでは言い逃れはできんぞ。」
「・・・・・・。」
シュン!
「なっ!!」
「消えた!!」
「いや・・・・・・」
ビュッ!!
「瞬間移動の魔法!!?」
メストはウェンディの前に現れていた。
「しまったァーーーーーっ!!!!」
メストはそのままウェンディを捕まえた。
「あん!」
「ウェンディーーーー!!!!」
だが次の瞬間だった!!
「危ない!!!!」
ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!
「「「!?」」」
突如、地面が割れた。さらに・・・
ボゴォ!ボゴォ!ボゴォ!ドッ!!ドッ!!
割れた地面から爆発が起きた。
「攻撃!?何事!?」
リリーは驚いて言う。
「(ウェンディを・・・・・・守った!?)」
シャルルは心の中でメストの行動にそう言う。
「誰だ!?出て来い!!」
メストはそう叫ぶ。すると・・・
もごっ
「よくぞ見破ったものだ。」
突如、木から顔の様なものが現れた。
「ひっ!」
「木から人が!?」
「な・・・何者だ!!」
「俺の名はアズマ。悪魔の心臓煉獄の七眷属の1人。」
何と、悪魔の心臓煉獄の七眷属1人であった。
「グリモアハート!?」
「闇ギルドよ。」
悪魔の心臓の名を知らないウェンディにシャルルが簡単に言う。
「さっきの信号弾は敵の襲撃を知らせるものか。」
メストがそう言う。
「フム。今さら遅いと言っておこうか・・・・・・。」
アズマは木から上半身を出してそう言った。
「一体・・・・・・何がどうなっているんだ!?」
リリーは予想外の事に驚きを隠せなかった。
「妖精の尻尾の聖地に侵入すれば、
キナくさい話の1つや2つ出ると思ってたんだがな、
黒魔導士ゼレフに悪魔の心臓、こんなでけェヤマにありつけるとァついてるぜ。」
メストがそう言った。
「(ゼレフ?)」
ウェンディは心の中でそう言う。
「あんた一体・・・!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ