第一幕その八
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緒になって」
「私と一緒に」
「だから。言って欲しい」
そっと蝶々さんに囁くのだった。
「愛していると。いいね」
「貴方を」
「そう。月は燃える心を鎮める言葉を知っている筈だから」
じっと蝶々さんの目を覗き込んでいる。その黒く神秘的に輝く瞳を。
「だから。さあ」
「けれど私は」
「駄目なのかい?」
蝶々さんが拒む様子を見せたので彼も悲しい顔になる。
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