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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
F〜女子会?
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意するために仕事の量を増やしているので、休日がほとんどなく、最近あまりなのはと話をしていない。
だが、はやて曰く
「そっちの方がサプライズは喜ばれるで」
と言うのでその助言に従っている。と、通帳を眺めていた時だった。
「士郎君!!」
息を切らせてなのはが駆けこんできた。
とても切羽詰った様子だが、なにかあったのだろうか……?
「その……あのね。ごめんね!!」
いきなり謝られた。訳がわからん。
「いったいどうしたんだ?謝られるようなことをされた覚えはないんだが……」
「だって……ずっと、我慢してたんでしょ?」
「何をだ?」
「うぅ……そんなこと言わせないでよ……」
どうやらなのははものすごい勘違いをしているようだ。その犯人は……
「全く、そういう風になのはをいじるのはやめてくれないか、はやて」
「え!?」
「あっちゃー、ばれてたか」
なのはが開け放したドアの隙間からこちらを窺っていた。
「サーチャーを飛ばしているフェイトも一枚かんでいるのかね?」
「そこまで見破られるとは、お見事やな。流石、といったところか?」
相変わらず人をいじって楽しんでいるな……
「もしかして、後を付けてたの……?」
「ごめんな。面白いことになりそうやったから」
「むー、二人ともひどいの……」
なのはははやてに遊ばれていたと知って拗ねてしまった。
「まあ、私らはこれで帰るから、あとはごゆっくり〜。……ちゃんと着けるんやで!」
悪びれもせずに帰っていくはやて。
いつも通り余計な一言を残していった。
「ごめんね、なのは。頑張ってね」
通信で謝ってサーチャーを撤退させたフェイト。
後には私となのはだけが残った。
「ねぇ、士郎君?」
「なんだ?」
立っていたなのはが私の座っていたソファのところに来る。
「私、女として魅力ない?」
「そんなことはない。君はとても魅力的だぞ」
「本当に?」
「こんなことで嘘を言ってどうなる?」
「そっか。だったらね……」
私の隣に腰を下ろしたなのはは、
「証拠、見せてほしいな……」
と、言いながら潤んだ瞳+上目遣いで見つめてきた。
その色気に思わずドキリと心臓が鳴る。
「ダメ?」
と、とても不安そうに懇願される。これは断れば泣かれるかもしれないな……。
「いいのか?」
「うん。あなたになら、何をされてもいいよ……」
最後の方は消え入りそうなほど声が小さくなっていたが、距離が近かったので、しっかりと聞こえていた。
私はなのはの腰を抱き寄せる。
そのまま
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