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戦国異伝
第百十五話 大谷吉継その七
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妖僧か」
「はい、それでは」
「そうやも知れぬのう。坊主といっても色々じゃ」
 それこそ高僧もいれば破戒僧もいる、とはいっても信長は破戒僧であっても仏心はあると見ている。僅かではあっても。
「妖僧も確かにおる」
「本朝にもこれまでそうした僧がいましたが」
「勘十郎の率いる軍が都で剣を交えた僧兵共も気になるのう」
 信長は彼等についても気付いた。
「あの僧兵共、天台宗でも何処でもない様じゃ」
「天台宗でもないのですか」
「調べておるが証拠は毛一本としてない」
 面妖なことにそうなのだ。
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