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吾輩は猫である
無印
吾輩、マジカルキャットになる
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っぱい飯が喰いたい、久遠か那美を介して薫に謝るか。美緒には絶対謝らんがな!
ここから神社も近いし、そっちを確認して居なかったらさざなみ寮に直接行こう。
吾輩は神社に向けて走りだす。


「あれ? ここからジュエルシードの反応がしたはずなのに」


さっきまで居た所に斧のような黒い杖を持った肌色の多い露出系金髪魔法少女が空から降りてきた。
その魔法少女がオロオロと涙目で何かを探してる。
もしかしてさっき喰った宝石を探してるのか? やばいなここが型月みたいな世界だったら見つかった瞬間解剖されかねん。下手すると珍しい物としてホルマリン漬けもありえる。
……よし。逃げよう!
吾輩は足早に神社へ逃走した。


階段を駆け上がり久遠を探す。


「なーなー(久遠ー久遠ー)」


久遠の名を呼んでみるが全く反応が返ってこない、神社にはいないみたいだ。
那美も探してみるが発見できなかった。もう寮に戻ったのかもしれない、寮に行くか。
ん? あれは―――


「がうがう(なにこれうまそう)」


子犬が青い宝石をガジガジ噛んでいた。それはどう見てもさっきのジュエルシードだ。


「にゃーーー!(それは俺の飯だ!)」
「キャインッ!!」


犬っころなんぞにこんなうまい物はやれんな。
さて、いただきまーす♪


「にゃー♪(ウマー♪)」


ジュエルシードを喰べ終えると突如周りの気配が変わった。さっきまで気絶していた犬が消え、神社周りで鳴いていた鳥の音も聞こえなくった。まるで違う世界に飛ばされたようだ。
そして、空からこ静かな世界に金ピカの少年が降り立った。


「さてジュエルシードを見つけるか、たしかここに有ったはず」


あいつは確かいつもなのは嬢達を追いかけてた皇咲だったか。なんでここにいるんだ? もしかしてさっき

の露出少女の仲間か?


「チッ!、どこにもねぇじゃねえか。衛宮の奴が先に回収したのか?」


あの某赤い弓兵似のあいつか、あいつも魔法使いなのか?
ともあれこいつが消えるまで身を――――


「仕方ねえ、久遠でも探して帰るか。狐耳の幼女も俺のハーレムに入れてやるぜ!」


――――殺ッ!
吾輩のプリティーフォックス久遠に手を出すとは殺すしかないッ!
あのロリコンとは同じとこに送ってやんよッ!
木の影から金ピカの前に飛び出す。


「フカーーーッ!」
「あぁ? なんだこの薄汚ねぇ猫は……待てなんでてめぇこの封時結界の中に居やがる。おいセイバー調べろ」
《どうやらジュエルシードと完全に融合してるようです》


封時結界? ああ、この空間のことか。


「下等生物、光栄に思え! この俺の糧になるがいい!!」
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