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IS―事務員ですが、何か?―
閑話 とある日、トチ狂った科学者の研究所にて

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日本某所の秘密研究所にて

暗い、暗い研究室で青髪でそこそこ年をとった「そこそこ年をとっている訳でないのであーる!我が輩は未だに三十路前半だから年をそんなにとってないのであーる!」…三十路の男性がギターをかき鳴らしなにやら台座の前にたっていた。

「遂に、遂に完成するのであーる!ISの生みの親、かの大・天・災!篠ノ乃束ですら達し得なかったことを、遂に、遂に我が輩は完成させたのであーる!」

再びかき鳴らす男s「我が輩の名前はドクターディード!覚えておけい!」…ドクターディードは再びギターをかき鳴らし、喜びを表している。

「我が輩の技術、更にどっからともなく流れてきた研究データ!さらにさらに何だか強そうなシステムを組み込んだ他の並行世界の技術をふんだんに使った我が輩の美学の最高傑作!」

彼の前には十代前半の少女。否、その体の至る所からコードがあり、それからデータなどを取り込んでいるから人でないと言うことが分かる。

「名前、名前をどうするであるか……そうだ!思いついたである!さあ目覚めるである我が輩の最高傑作!」

そしてレバーを倒し、膨大な量の電力を"ソレ"に送る。

「その名も!人造人間、イクス!」

その言葉と共に、その少女、イクスは目を覚ました。
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