第一幕その三
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「ええ。きっとね」
「来ましたよ」
桜色の下地に赤い蝶々をあしらった服を着た小柄な少女だった。黒く切れ長の神秘的な輝きを持つ目があり白く整った、人形の様な顔立ちをしている。髪は見事に上で結っておりその白いかんざしが黒い髪の中に目立つ。一目で心を奪われてしまう可憐な少女であった。
「この娘だね」
「はい、ピンカートン中尉ですね」
「うん」
ピンカートンは少女の問いに答えた。
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