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天才少年と電脳少女
迫る危険

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一方その頃、島根県に向かった、彩華と夢人の二人は、とんでもないことに巻き込まれていた
「うわぁぁぁ!こりゃすげぇぇぇぇ!」
「楽しんでおる場合ではあるまい!これは危機じゃ!」
なんと、走る氷河期プログラムから逃げているのだった。いえば、大きな白い立方体に追いかけられている少年少女。こんなおかしな光景、あっちゃいけない
「しかし、一つは解除したのに、なんでだ?」
「私に聞くな!」
「ま、とにかくにげりゃいいんだな!」
「軽く言うでない!」
そんな会話をしながら、二人は氷河期プログラムから逃げつづけた・・・・

そのころ、俺と奈菜は、もう一つの設置場所に向かっていた
それは渋谷のハチ公前。しかし、氷河期プログラムは大きい。こんなところに本当にあるのだろうか。そう思いながらスイッチを押すと、そこには、ドライアイスのようなものがあった
「まさか・・・・この小さなドライアイスが氷河期プログラムか?」
「小さいね・・・・」
俺は解除ボタンを押した。すると、普通に解除できた
「・・・・なんか、緊張感も恐怖もなかったな」
「そうだね・・・・・」
それにしても、龍次からの地図の送信が遅い。何かあったのだろうか。しかし、地図がないため、どうしようもできない
そう思っていると
ブー、ブー
携帯のバイブ音が聞こえ、俺は急いで携帯を出した。そこに書かれていた内容は・・・・・
「持ち主からの発信がないため、緊急メールを送信します。最後に持ち主がいた場所の地図です」
それと一緒に、地図があった
「龍次に、何かあったのか・・・・?」
「行くしかないよ!」
奈菜の声で決心した俺は、地図の場所へと急いで向かおうと奈菜の手を引き走り出した
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