第二章 A's編
第四十七話 『管理局本局とリーゼ姉妹』
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「うん。能力的には実の兄妹っていっても違和感ナッシングだ」
確かにフェイトは色々と頭が回るからそこらへんがもし管理局に入るんだったら合っているだろう。
それにフェイトは照れながらも感謝の言葉を述べている。
「ただし、執務官になるとしたら半年に一度しかない執務官試験は難しいぞ? クロノだって一回落ちているんだから」
それに驚きの声を上げるなのは達。
でも、確かに難しそうなものである。年が若い分苦労したのだろう…。
「筆記も実技もそれぞれ合格率15%以下だからね」
「責任重大だし指揮官能力と個人スキルが両方必要だしね」
「ううん…大変だ」
「うん…」
「警察のエリートみたいなものだからかしらね…」
「フェイトはあれだよ。捜査官っていう手もあるぞ?」
「…ううん。なんていうか似合いそうで似合わない。捜査官はどっちかっていうと腕っ節のいい体育会系のイメージが…」
「あう…。インテリ型もいるけどな」
リーゼ姉妹は色々とフェイトに合いそうな役職を上げていくけどそうだな。フェイトはなんでもやっていける気がするのだけれど。私個人としては。
なのははフェイトに執務官が似合っているという話になっている。
「そうね。フェイトは頭いいしやろうと思えばなんでもできそうよ?」
「うんうん!」
「そんな…大げさだよ」
それでまた照れてしまうフェイトの姿がそこにあった。
「な、なのはは局の仕事をするとしたらどんな…「「武装局員!!」」…え?」
「ええーっ!?」
「ほう…?」
そこで意気投合とばかりにリーゼ姉妹が会話に割り込んできてそう言った。
「うん、データ見る限りではそれ以外ありえない」
「戦闘派手だし。よかったな、なのは。将来が決まったぞ」
「…よ、喜んでいいんでしょうか?」
なのはは少し顔を引きつかせている。
「まぁ、そのへんの冗談はさておいても武装隊入りは悪くないと思うよ」
「はぁ…」
「君のスキルを考えたら多分候補生から入って士官直行コースだろうし二年くらいで中隊長くらいになっていて。
そしてその間に教官訓練を受けて4、5年くらいには教導隊入り…なんてコースも夢じゃないかもね?」
それでなのはは少し考え込んでいる。
「そしてシホだけど…これはなんというますか頑張れば教導隊なんてすぐに入れる逸材かも知れないね。
なんていったってなのはを下手な癖もつけずにここまで鍛え上げたんだから条件としては悪くないよ」
「そうそう。それにもう生徒はなのはにフェイト、フィアット、アルフと何人も持っているしね」
「それは…私も同感です」
「そうだね。シホちゃんはとっても教えるのが上手だから」
なんか皆して私を持ち上げているけど、
「…私はただ、実体験談をなのは達
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