何かするとは思ってたけどこれはないですよ…
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撃。これは国家クラスの大問題。これならお偉い方も納得する報告書が作れる。ドイツとしてはたまったものではないが。
「分かりました。織斑君のことを除いても彼女の問題行動は看過できることではありません。これはこちらで処理するのであなたたちには処罰は来ないようこちらでとりはかります。くれぐれもこの間に問題行動を起こすことのないよう、お願いします」
「「わかりました」」
そう言って二人の代表候補生は事務室から退出していった。
「何か問題を起こすだろうとは思ってましたけど、これほどの大問題になるとは…。はたしてどれほど弁明できるかどうか…「失礼するぞ」織斑先生」
私が考えをしていた時に入ってきた織斑先生。
普段は何言わないけれど、これは間違いなく織斑先生の管轄だ。恐ろしくて仕方がないが今回ばかりは厳しく言わなければならない。
「織斑先生、ラウラ・ボーデヴィッヒに関して言いたいことがあります」
「ああ、さっき起きたことでか?」
「はい。織斑先生、私個人として申し上げますがラウラ・ボーデヴィッヒは学年別トーナメントで出場停止を進言します」
「何故だ?」
「理由は今回の戦闘です。彼女はIS操縦者の生命危機レベルまでの過剰攻撃を行っていました。生徒の安全を第一として考える学園としての立場からしてみると彼女の行動は危険すぎます。それに彼女は織斑一夏君に対して個人的な憎悪を持ちすぎています。もし彼女と織斑一夏君と対戦した場合、彼女は彼を殺してしまう可能性が非常に高すぎます。教師部隊が出るにしても時間がかかりますから彼の命の保証はありません。よしんば殺されなかったとしてもISの絶対防御で守れるのは搭乗者の命であって体ではありません。一生物の負傷を負う可能性だってあります。だから私はラウラ・ボーデヴィッヒの出場停止を進言します」
「なるほど…、確かにそれもあるだろう。」
「でしたら」
「しかし私はトーナメントまで預かるといった。そのトーナメントで決着が付けられないとわかったらボーデヴィッヒはまず間違いなく、別の場所で戦おうとするだろう。その時に確実にあいつは容赦なく攻撃するだろう。それにあいつが他の教師のいうことを聞くとは思えない。だから例え一生物の傷を負うことになったとしても私は私の確実に目の届くトーナメントで決着をつけさせるべきだと考えている」
「そんな、そんな理由で家族を危険にさらすのですか!?私には理解ができません!そんな理由で停止になせないなど「それに」なんですか」
「今のボーデヴィッヒでは、一夏に勝つことはできない。強さを攻撃力と勘違いしている今のボーデヴィッヒではな」
それが…
「それが一番の理由ですか」
「そうだ」
この人は、いったいどこまで自分の弟を
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